4つのポエム。
私のこと…(自己紹介)の中に、自作の詩に自信が無くて、評価が怖くて詩誌には応募してないような事を書きましたが、他では数年前に作品を応募したことがあります。
それは、某放送局の、障害者やその家族、生きづらさを抱える人向けの番組か何かで、詩の作品そのものというよりかは、障害者やその家族などの人たちが、自分の心の有り様をそのまま詩にして、有名人や有名作家がそれにイラストを描くみたいなものだったと思います。
評価もなにも、連絡がこなかったので、読んでも取り上げても、もらえなかったんだと思います。
それか、番組的なテーマと違ったとか…
けど、詩を応募してみて、結果無反応ではありましたが、とりあえず応募して送ってみたことで、私の中で、良い意味で“まあ、こんなものか”と、何か表に出したスッキリ感というか、反応無しでも、私の悲劇のヒロインスイッチは押されず、普通に暮らせているので、落ち込むだけ野暮だなと、余計なことを考えず、やらずに後悔より、やって後悔することの意味の糸口を、掴んだように思います。
…と、いうことで、どこにも嫁にも婿にも出さないのも、自作詩が可哀想なので、成仏祈願じゃないですけど、4作品をnoteに投稿します。
良かったら読んで下さい。
-心の揺らぎ-
その心を弾く
生きているという
謎
それを
私は
いつも問うてる
哀しみの深いとき
喜びに溢れたとき
人より大きく
振れる
心の揺らぎ
指先の震え
憂鬱が頭をもたげても
翳りの中の
ひとすじを
いつもどこかで探してみる
- 不安な夜に -
生暖かい優しさが
時々
怖い
夜の内側で
泣いている私
昼の眩しさに
目を細めた
サヨウナラの意味を
思い悩むほどの
寂しさ
いつでも
不安と隣り合わせで
やり過ごす
今日一日
それが私の精一杯
- 今日に生きる -
今日は大丈夫
明日はダメかもしれなくても
今日は生きている
それだけで良い
完璧じゃなくても
心はざわつく
毎日毎日
それでも
憂鬱でも
上手くいかなくても
そこに
居て良いと
あなたが
言ってくれたから
- 苦しみの記憶 -
痛い
辛い
きつい
苦しみの記憶だけ
フラッシュバック
私に突き刺さる
薬が効くまで
続く
いつ終わるかも
誰も何も教えてくれない
それでも
生きなきゃいけない
どんなに
不安でも
どんなに
苦しくても
平安な
私が見つかるまで
読んで下さり、ありがとうございました。
また、お会いできたら嬉しいです。
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