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初投稿

なぜ始めたか

元々、文書書くの得意じゃないです。
小学校の頃の読書感想文、工場見学のお礼文、訪問授業の感想文、いっつもあと○行か〜、長っって思ってるタイプです。
そんな自分がnote使って何か発信しよっかな〜って思ったのはこのツイート読んだからです。

▼ツイート内容▼
リアルでは9割の人は自分の話がしたいが、ネットでは9割の人はほぼ見る専門。なので、対面では話を聞く側に周り、SNSでは発信する側に回ると価値が出る。人間は自分の話を真剣に聞いてくれる人に好感を持ち、ネットでは情報発信者にさらに情報が集まる。一石三鳥。


考えてみたら、対面で人と会う時、聞く時間より話す時間の方が長いな〜と。
電話で就活セミナーの営業よくかけられるけど、話長い人が勧めてくるセミナーって何となく行きなくないですよね?
傾聴力大事!とかよく聞くし、話聞くの上手い人と話してると自然とまた会いたいなと思うけど、実際、自分はこれ出来てないな!と思いました。

でも自分の好きな事とか、得意な事、他の人が知らないけど自分は知ってるよって事を話すの好きだから、その欲を抑えるのは嫌だなとも思いました。

そこで、ネット上では「話す」側、リアル上では「聞く」側に回ることで、充実した人間関係構築して、情報の中心のポジションも取れるんじゃないかと思い、noteやってみようかなと考えました!!


何書こうかなと


最近、話題のこちらについて書きます!

宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」です!!
前作の「風立ちぬ」で引退宣言をしていた同監督が、宣言を撤回し、10年ぶりの長編映画として手掛けた話題作ですね!
「映画の内容を事前に一切、明かさない」という"異例の宣伝方針"で、公開まで、キャストや主題歌情報などが全く明かされませんでした。そんな中でも、公開4日間で観客動員135万人、興行収入21.4億円を突破した。(※これは2001年公開の同監督作品『千と千尋の神隠し』の公開後4日間の興行収入を上回る記録。)
このことからも、社会への影響力の大きさが伺えますね。


タイトルの「君たちはどう生きるか」は、吉野源三郎さん執筆の小説や、羽賀翔一さんによって漫画化されたものが有名ですね。
結論、映画「君たちはどう生きるか」と小説・漫画「君たちはどう生きるか」の内容は全く関係ないようです。
・登場人物
・物語
などまったくの別物のようです。
特に下調べせずに、映画見たので、漫画の表紙に描かれている眼鏡をかけた少年は出てこないのかなと終始、思っていました。

ただ補足すると、まったくの別物ではなくて、関わりはあるみたいです。というのも、宮崎監督は少年時代に小説「君たちはどう生きるか」を読んで、感銘を受け、映画のシナリオ作りに励んだのだそうです。

若干のネタバレにもなりますが、映画中に主人公が小説?漫画?の「君たちはどう生きるか」を手に取る描写もありましたね!


※ここから若干のネタバレあります!!

感想

ここまでググれば、誰でも行き着くような情報を長々と話してしまいました。
感想パートにはいります!!

率直に"ムズッ"と感じました。
周りで観ていた人たちからもポツポツとそんな声が聞こえてきました。

とにかくハイテンポで局面が変わって、ついていくのに必死でした。

夢見てるときに、物凄いスピードで局面が変わることってありませんか。

家でご飯食べています。友達が学校に行くために迎えに来ます。学校に行く通学路すっ飛ばして、いきなり学校に着いたと思ったら、クラスメイトは現実のクラスメイトではなくて、好きな芸能人ばかりのクラスだった。学校に行くために迎えに来た友人はいつのまにか消えていて、気付けば家族とジャングルに旅行に来ている。次の瞬間には起きて、現実世界の真っ白な天井が目の前に広がっている。

例えがめちゃくちゃですが、こんな感じのまったく関係ない世界がごっちゃになって、かつ急に世界がガラッと転換する。
みたいな夢見たことないですか?
(※なかったらごめんなさい。あるって前提で話進めちゃいます。)

そんなイメージです。


どう生きるか

映画でついていけない部分が多々ある中でも、
自分なりの解釈でこの2つが大事なのかなって考えたことが2点あります。

1.飛び込んでみる事

主人公の幼さゆえのチャレンジ精神に驚かされました。
(思えば、自分も眞人と同じくらいの年の頃は、あんな感じだったような気がする。)

・見知らぬ塔があれば、入ってみる。
・アオサギが気になるから追いかけてみる。
・キリコと採った魚を捌いてみる。
・インコの住処にアオサギと突入してみる。

といった具合で、色んな事に挑戦する眞人の姿が印象深かった。

そして新しいことに挑戦する度に、眞人は新しい可能性を切り開いてきた。

・見知らぬ塔があれば、入ってみる。
→母の大叔父の存在を知るきっかけとなった

・アオサギが気になるから追いかけてみる。
→異世界への扉を開くきっかけとなった

・キリコと採った魚を捌いてみる。
→キリコと親睦を深めるきっかけとなった、異世界での食事を手に入れた

・インコの住処にアオサギと突入してみる。
→危険な思いもしたが、ヒミと出会うきっかけとなった


このように、眞人の
「危険を恐れず、飛び込んでみる姿勢でいることで新しいチャンスが舞い込んでくる事」
が伝えたいことなのではないかと考えた。


2.悪者の視点でも物事を見る事

映画中で何度か、主人公の"正義"の立場(母を探す、夏子を助ける)に対して、それを妨害するようなキャラクターが随所に登場してきた。

①アオサギ
現実世界で眞人は、アオサギを嫌っていたように感じる。木の棒で立ち向かったり、自分で弓矢を作って、倒そうとする敵対的な姿勢を取っていた。その態度が顕著に表れたのは、夏子が失踪した際に、アオサギを疑った眞人の発言(キリコに対して、暗にアオサギを疑うような発言をしている)に表れている。アオサギが、すでに亡くなった母を蘇ったかのように偽った際には、自作の弓矢でアオサギを射抜くほどの嫌悪感を示している。

しかし別世界で行動を共にすると、アオサギの人を欺く悪の面だけでなく、羽を握られたことで垣間見える弱い面や自分の事を助けてくれる優しい面にも触れるようになった。結果、眞人は、アオサギを自分の"友達"として認めるにまで至った。

②ペリカン
別世界に飛ばされてまず眞人の邪魔をしたのが、ペリカンだった。門を開け、前に進もうとした主人公に覆いかぶさることがその象徴である。またキリコと生活をする中で、ペリカンはワサワサ?(名前思い出せない。成熟すると人になるふわふわの生物?)を食べてしまう描写があった。眞人とキリコはあらゆる手段を使ってペリカンへの攻撃を試みた。ここでも眞人やキリコに立ちはだかり、妨害するような立ち位置にいたと考えられる。

しかしヒミによって羽を焼かれ、瀕死状態のペリカンと話して、眞人のペリカンに対する考え方は大きく変わった。ワサワサ?を食べるペリカンにはペリカンなりの正義があり、それを眞人は理解した。ペリカンが死んだ後に、墓を作って埋葬したのは、そうした眞人の心境の変化の表れであると考える。


①、②では、アオサギ、ペリカンは、主人公・眞人の"正義"の立場に対して、"悪者"の立場にいる。眞人は最初、悪に対して嫌悪感を示し、これを攻撃しようとする。

しかし悪者と関わる中で、眞人は悪者との付き合い方を改めた。

結果、眞人はかけがえのない友達を手に入れ、夏子を取り戻すことに成功する。

このように社会的に”悪者”と評されるようなものでも、見方を変え、"悪者"の立場に立って物事を観ることで、"悪者"の中の"正義"を発見することが出来る。

この
「悪者の立場からも物事を観る事」
が、伝えたいことなのではないかと考えた。



まとめ

夏子の失踪の理由や世界の均衡の話、主人公がワープした世界は何だったのかなど、理解できない部分も多々ありました、。笑

ジブリ作品特有の不思議な世界観も相まって、展開についていけない部分もありましたね。

賛否両論巻き起こっていますが、他の方の感想や考察も盛り上がっているので、様々な意見に触れてみたいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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