【読書】働く女子と罪悪感

こんにちは!新年度になり、新しい情報をたくさん蓄えています。というか新しい世界に飛び込みすぎて、頭いたいです。なにがなにやらです。転職してしまったかのような感覚に陥りますが、新鮮でとっても楽しいです!まだ何か自分でできることは少ないですが、徐々に色々できるようになればと思います。

本を読みました★

英語の勉強を維持するためにinstagramで自分を奮い立たせているのですが、そこで出会った勉強アカウントの皆さんが紹介してくれる本がとても面白く勉強になるので、「いいな!」と思ったものは、amazonのウィッシュリストに入れています。そこから1冊気になった本を買ってきました。

「働く女子と罪悪感」

さささささと読み終わりました。頭がもげるほどうなずきました。私が感じたことを簡単に書ければと思います。

そもそも私は筆者の浜田さんほどバリキャリで働いてはいない。浜田さんからすれば「どうして?」と言われるかもしれないが、20代で思いっきり働いた感がある。もうやりつくした感があるから。

やりつくした感があるからこそ、罪悪感が常にあると私は感じている。何も犠牲にするものがなく、自分自身自由に仕事ができた20代。先輩や上司の期待に応えたいと休みも厭わず、昼夜問わず働いてきた私にとって、母となった30代の仕事は罪悪感の塊だ。実際はそんなに迷惑がかかっていないかもしれないのにだ。「仕事を完璧に進めるには、自分自身がフリーでないといけない」という気持ちがどこかしらにある。

この本に出てくる「均等法世代の女性」は、今のような仕事の選択肢はなく、働くか辞めるかの選択だったのだろう。いまの時代が完璧とは思わないけど、それでも働く女性の環境は今のほうがいいと大変感謝している。浜田さん世代の方が働いてくれていたおかげで、女性の環境も変わったのだなと素直に本を読んで感じた。

大企業の男世界

浜田さんは朝日新聞社にお勤めだった。私も一応、大企業には務めているので、部長になるのはどんな人柄で、役員クラスになるにはこういう人柄なのだろうというのはなんとなく共感できた。どこの会社も同じような風土。でもこればっかりはしょうがないと思う。だって男性は会社で働き、家庭は妻に任せて、会社のためにいままで尽力していたのだから。会社もそうだが、国自体も変わっていかなければ、女性の進出ももっと遅れるかなと思っている。じゃあどう変わればいいのだろう?私もいまいち、そこはわからない。

現に最近、世界経済フォーラムが発表したジェンダー・ギャップ指数は日本は121位だった。驚きも特になかったが、せめて子供が大きくなる頃までには、少し上がっているといいなぁと思う。

「こうあるべき」から離れたら、もっと仕事は楽しくなる

この副題にもとても魅かれた。私も○○であるべきにとらわれているのかもしれない。特に復帰して数年はそう思った。「子供がいるから、あまり重い案件は受けないべき」「家庭にも注力したいから、時短であがるべき」でもここ1~2年で考えが変わった。というか、正直ルーティーンワークに飽きた!もっと自分の頭で考えて「いい!やりたい!」とココロオドル仕事に注力したいと思った。時短勤務になって思ったことは、むしろ20代の頃より作業効率があがり、決められた時間内で終わらせる能力が高まったのではないかとさえ感じる。私の「べき論」が私を苦しめていたのかもしれない!

本の中で「自分で上司に状況を話していますか?待っているだけではだめ」という言葉が心に響いた。そう。自分の状況なんて待っているだけで分かってもらうものではない。ちゃんと自分の言葉で話し「ここまで自分はやる」宣言をすればいいんだと思った。

長くツラツラと自分の感想を書きましたが(笑)悩んでる女性はぜひ読んで欲しい!目からウロコです。私も新しい部署で、久しぶりに楽しく学んでます。年下の方が多く刺激的です!色々教えてもらい、吸収せねば!!

ちなみに余談ですが・・・・

主人にいま、この本読んでるんだ~と言って本を見せた際の反応が典型的な企業戦士の反応でした。「うん?罪悪感?なにそれ?」

これ以上話す気力失いました。これが121位である理由かも?(笑)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?