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気まぐれ日記(ストレスと仕事)

 昨晩の夢のひとつは、左目がぷっくりと腫れて白目が充血して飛び出ているという気持ち悪いものだった。起きてすぐ鏡を見たが、白目は出ていなかった。よかった。とはいえ、ここ数日、左目がなんとなく腫れぼったくて、二重が三重になっているのは事実。
 体調がよくない状態はほぼデフォルトなのだが、左目がおかしいことに加えて、身体中が痛くて目眩と耳鳴りがときどき起こるので、予定していた通院日ではないがクリニックを受診した。院長先生(主治医のお父様)にはじめて診ていただく。大柄で筋肉質、声が大きくて気さくな先生。このクリニックの先生はとにかく快活でフレンドリー(四人中ニ人しかお会いしていないが)。睡眠薬の調整と血液検査で今日は終了となった。検査結果は一週間後。
 身体が痛いのはストレスが原因という場合もあって、適応障害の症状ということも考えられるという話を聞いた。どこかの医師の「仕事を辞めればあらゆる症状が改善する可能性がある」というようなつぶやきも見た。仕事ってなんなんだろう。YouTubeやInstagramなどで仕事についてキラキラした(そう見える)発信をしているのは一部のひとで、ほとんどのひとはお金のためにある程度は我慢して、自分の楽しみよりも優先して仕方なくやっているのではないかと思う。だから、こんなに心身を病むひとが多い社会になっているのではないか。コロナ禍以降、多少そういう傾向は緩和されてきているとはいえ、まだまだ仕事はつらいもので、お金をいただくにはそういうつらいことにも耐えなければいけないという考え方は根強いと感じる。わたし自身が、そういう思考から抜け出すことができずにいる。
 それで、身体が悲鳴を上げているのは充分に感じ取っている。なのに休めない。休んでもいい、と他人からはっきり許可されないと休めないと思っている。こんなに科学技術が進歩しているのに、どうして気力・体力・バイタリティーは数値化できないのだろう。疲れている、限界だということを、誰の目にも明らかにする方法はないのか。自分を休ませてあげられないのは自分の問題だということは、本当はわかっているのに、どうすることもできない。

 

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