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オーストラリア人の彼女と 猫と、僕と°

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2020年3月の記事一覧

beautiful

ベッドの上など柔らかい生地の上でくつろぐのが大好きなんだろうな、kittyを見ているとそう感じますが、それらの上よりも、はるかに気持ち良さそうに見える場所がございまして、それは、彼女の腕の中、または、体の上でございます。 そのときのkittyのとろけ具合ときましたら、一目瞭然。つきたてのお餅ように、ふわーんと。 お風呂に身体を浸したときなど、気持ち良いときというのは、どうしても目を閉じていってしまうものですが、kittyもそれは同じでございまして、大きく丸い目が、限りなく細

雨が止んで、ようやく太陽が姿を見せてくれましたので、昨日は、ベランダで、kittyを抱きながら、ぼんやりと揺れる木々を眺めておりました。 おじいちゃんのようだ、なんて彼女に言われながら、いつもなら一人でやっていることですが、部屋の隅で日向ぼっこをしているkittyが目に入り、抱っこせずにはいられなくなったので、そういたしました。 ほんの5分程度、何も考えないでぼんやりとするだけのことではございますが、僕にとってはとても大事なリラックス法でございまして、一日の中でも好きな時

kittyと家篭り

一日家にこもるということは、kittyと一日ともに過ごすということでございまして、それはそれはゆったりとした時間が流れる、精神的に大変良い時間でございます。 彼女はお仕事で外に出ておりましたので、kittyと僕は仲良くお留守番しておりました。 彼女を見送ってから、僕は本を読み始めましたが、kittyは側の椅子の上で丸くなってうとうと。 そんな姿を見てしまうと、抱っこせずにはいられませんので、膝の上にひょいと乗せて、片手で撫でながら、しばし読書。 お腹が空いたところで、僕は

目を凝らしに凝らせば見えるくらいの雨粒が落ちてきているときに、傘を持って外出するか、じっくりと考えてしまう僕でございます。 天気予報を確認し、お昼頃から雨が止むということを見てしまうと、今この時間のためだけに、一日中傘のことを頭に入れておかないといけないというプレッシャーは大変苦手でございます。 プレッシャーを感じつつ、どこかへ忘れてくることは数回ありましたが。 僕の最寄りの駅には、自動販売機に横付けされた、愛の傘なる傘立てがございまして、自由に使って良いけど返してね、と

大きな目

blinkingは、猫の愛情表現の一つのようですが、kittyは一日の間でもたくさんblinkしてくれます。 両目を閉じるものが基本的に多いのですが、時折、右目だけを閉じるwinkのようなものも見せてくれます。 左目は完全に丸い形で開いたままでございますので、完璧なwink。僕はどう頑張ろうとも片目もつられて少し形ご歪になりますので、全く上手くできません。少し羨ましくも。 winkを初めて見せてくれたときは、oh coolと感嘆したものですが、よくよく観察してみますと、co

雲上の睡眠旅行

English below⇩ なにかを手に持ちながら横になると、すとんと眠りに落ちやすい僕なのでございますが、先日、kittyと手を繋ぎながら横になってみたところ、それはもうすとんと眠りに落ちておりまして、気がついたら朝を迎えておりました。 以前も書いたことがあるのですが、kittyは右利きなようなので、右手を繋いでみようとしますと、即座に引っ込められてしまいますので、繋ごうとしている手が左手かどうかを確認することは必須事項でございます。 kittyと長時間手を繋いでい

天を向いて

English below⇩ kittyの一番可愛らしい格好、それは、顔を天に向けながら寝ている姿でございます。僕にとって。 僕がkittyに会ったのは、kittyが2歳頃でございますので、へそを天に向けて寝ている姿というものは、彼女の写真でしか見たことがございません。 写真で見る限り、無防備でこの上なく可愛らしいのですが、実際に僕の目で見たもの以外をトップに置くことは、どんなジャンルにおいてもできませんので、その姿に類似していようとも、kittyが今も見せてくれる、顔だ

リラックスタイムは欠かせない

kittyは、たまに、人に身を委ね過ぎなように見えるときがございまして、そのときというのは、大抵が夜のリラックスタイムでございます。 彼女と僕が晩ご飯を食べ終えて、なにかを話しているとき、kittyは少し離れた場所で、大人しく座っているときが多々あります。または、とことこと歩き回るか。 そんな姿が視界に入ってしまいますと、抱っこしに行かずにはいられません。猫と暮らす人の宿命のようなものでしょうか。避けることは非常に難しいことですよね。かわいいですからね。 先日も、僕はそ

ママっ子

夜、僕が眠る時間に、彼女が出かけており、まだ家にいないときなどは、いつもと違うことをkittyは敏感に感じ取り、家中をくまなく探し回ったり、外を懸命に覗いたり、落ち着きなく過ごすときもございます。 そこに、みゃーおみゃーおのサイレンが加われば、僕としましては、眠れないから落ち着いてくれないだろうか、そう思わずにはいられないのですが、そのサイレンが加わるときというのは、大抵の場合、トイレの前のサイレンであって、彼女が見つからないことによるサイレンではないということが、最近、分

夢の中

kittyは、日中眠たくなりますと、柔らかいソファの上にやって来て、くるりと身体を丸めて寝始めます。 その丸め具合によるのですが、ぎゅうっと丸めているときは、寒いのだろうな、そう思って、毛布を掛けてみることがしばしばでございます。 そうしますと、快適な温度に保たれるのか、爆睡。時折、毛布の下で、ごそごそ動いているのが見られるのですが、そっと持ち上げて姿を確認してみますと、ストレッチをして姿勢を少しばかり変えているだけで、まだまだ夢の中。 顔に目を向けてみましても、毛布の

体内時計

kittyの体内時計は素晴らしいものがございまして、時計を見て行動する僕よりも正確なもののように感じます。 僕は毎朝5:30前後に起きておりますが、kittyはよくその時間にみゃーおと鳴き始め、終いには、僕のお腹の上にジャンプしてきます。アラームよりも強烈。 起きてスマホを確認すると、きっかり5:30のときもありまして、突然起こされて少しばかりの不快感もあるのは否めないですが、すぐその後には、wowと驚きと尊敬の眼差しをkittyに向けずはいられません。 そうして、抱っ

kittyの恋

kittyの隠された恋、というものを目撃してしまったかもしれません。 先日、家の近くまで帰ってきましたところ、曲がり角で、一匹の猫と遭遇いたしました。 その猫は、僕と出会った瞬間に、すぐさま逃げ去って行きましたが、そこから僕たちの部屋を眺めてみますと、kittyが。 kittyはいつも、夜になりますと、窓から外を眺め、彼女または僕の帰りを待ちわびてくれておりますが、大人しく座っていることが常で、僕たちのことを確かに認めますと、立ち上がってみゃーおと鳴き始めます。 ですが

日常も非日常も

先日、久しぶりに最寄り駅の一駅向こうから、ともに帰宅いたしました。 15分くらいのウォーキングではございますが、久しぶりということもあってか、お互いに、話したい、という気分を共有していたのか、体感的には数分で家に着いてしまったという感じがいたしました。 暖かくなってきましたが、それでも、15分くらい歩くくらいなら、ちょうど良く身体が温まるくらいで、汗もかかず、快適としか言いようのない気温。 帰宅してから、僕は真先にシャワーを浴びないと落ち着かなタイプでございますので、ささ

とりこ

English below 彼女が休みの日は、できる限り彼女にべったりしていたいkitty。 洗面所に行くのも、トイレに行くのも、お風呂に行くのも、ベッドに行くのも、どこに行くにもてくてくと後ろをついて歩きます。 「You don’t need to follow me」 彼女は言いますが、大好きな、その気持ちを抑えきれずついて行ってしまうkitty。 早起きする僕と一緒に起きて、リビングで眠たそうに付き合ってくれるkittyでございますが、眠たくなると、彼女の眠るベッド