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kittyの恋

kittyの隠された恋、というものを目撃してしまったかもしれません。

先日、家の近くまで帰ってきましたところ、曲がり角で、一匹の猫と遭遇いたしました。
その猫は、僕と出会った瞬間に、すぐさま逃げ去って行きましたが、そこから僕たちの部屋を眺めてみますと、kittyが。

kittyはいつも、夜になりますと、窓から外を眺め、彼女または僕の帰りを待ちわびてくれておりますが、大人しく座っていることが常で、僕たちのことを確かに認めますと、立ち上がってみゃーおと鳴き始めます。

ですが、その夜はと言いますと、僕が猫に曲がり角で遭遇してすぐkittyの方に目を向けますと、すでに立ち上がっていて、忙しなく右に左に歩き回っておりました。落ち着きなし。

そんな姿を思い返してみますと、なんだか僕の小さな頃を思い出してしまいした。
淡い恋心のようなものを特定の女の子に抱いていて、恋心というものをしっかりと自覚していないながらも、その人を見ると、テレビや漫画等で知った、どきどきという、とても曖昧な感情を、自分の中に感じているような感覚。

家で過ごして、外に出ることのないkittyからすると、外に見える猫は、自由な世界に生きている、どこか羨ましい存在に見えていてもおかしくはないだろうと思いますので、そのようなことを思うと、恋であれば、それを心から楽しんでもらいたいなと思わずにはいられません。

ですが、kittyを外に出して、そのお相手さんと自由に過ごしてもらうことは、人間の、飼い主の傲慢さでしょうか、したくありませんので、複雑な思いがいたします。

恋心を打ち負かすような愛を、kittyに届け続けること、それだけですよね。

I might witness kitty’s secret love.

The other day, I came across one cat at the corner near our house.
The cat immediately ran away I saw him, but I looked up at the window and there was kitty.

He always waits for us coming home on the window sill and usually sits down there quietly, and then he stands up and meows when he sees us.

At that night, however, he already stood up and walked to right and left when I saw him. Restless.

Looking back on him, I remember my childhood. That is like when you feel you hold an ambiguous feeling on one specific person, you kind of realise this is so called the affection since you know that from books, movies and whatever.

It is very natural for him that he envies cats outside when he sees them through the window because they might seem free. So thinking that kind of thing, what I can do for him is quite limited, but if he has the feeling of love on that cat outside, I hope he enjoys as much as he can.

I cannot allow him to go outside and play with that cat because of my selfish feeling, so you know I cannot help feeling complexed.

Anyway, I would tell him my love for him which can beat his love for that cat if it was a real love.

少しでも良いなと感じていただけたなら幸いです。 Instagram : clemandhiro こちらもどうぞよろしくお願いいたします。