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オーストラリア人の彼女と 猫と、僕と°

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2019年10月の記事一覧

ばいばい、noodles

以前にも書いたように、 noodlesが大好きな彼女でございますが、 週末以外にビールを飲まない宣言に続き、 外食する以外にはnoodlesを食べない宣言をいたしました。 I need to be more aware of being on a diet とのことでございます。 健康的にシェイプアップしていくことに、 情熱を持っているようでございます。 僕としましては、 ストレスなくそのダイエットを楽しめるのであれば、 なにも言うことはありませんが、 彼女の宣言に彼女が幸せ

loveお気に入り

以前にnewお気に入りの項でも書きましたが、 椅子の上に落ち着くことがkittyのお気に入りでございますが、 その椅子は今は以前にも増してお気に入りになっております。 椅子の位置を変えまして、 違う部屋に今は置いているのですが、 移動させてからより熱を上げているようでございます。 その椅子に座って、 文章を書くことが多いのですが、 kittyはいつも隣の小さなスツールで、 僕を見つめてきます。 深く腰掛けてしまうと、 kittyの座るスペースがなくなってしまうので、 それに

blow dry

母親が娘の髪の毛を梳かすシーンというものを、 映画で何度か見たことがありましたので、 それをやってみたいな、 常々思っておりました。 彼女が、 長くて綺麗な髪を手に入れたい、 そう言っておりますので、 その長い計画に参加できたら嬉しいな、 そうとも思っておりました。 先日、シャワーを浴びるタイミング一緒だったので、 先に僕の髪の毛をを乾かしてから、 Can I blow dry your hair? 彼女に申し出てみると、 Yeah if you want to 少し怪しみな

恋の味

新たなチョコレートに恋をしました彼女でございます。 季節限定メルティーキッスのブランデー&オレンジ。 その熱はすさまじく、 一口かじるなり、 This is so yummy. I should buy more と、目をぱっと輝かせておりました。 この「more」が意味するところは、 彼女が、この夏、 水出しコーヒーを買い占めたように、 一つや二つではなく、 十箱、二十箱を意味するのだろうと予測しております。 売っているスーパーと、 売っていないスーパーとがあるようで、 I

見る僕、見るkitty

僕が机で何かをしているとき、 kittyは窓際にぴんと座って、 鳥や人や車を、 首をきびきび動かしながら、 使命感に駆られるように、 見つめております。 そうして、 満足して、 眠たくなってくると、 身体をごろんとして、 僕のほうを見つめてきます。 今にも閉じてしまいそうな目。 kittyが満足して眠くなろうとも、 外の活動者たちは活動者でございますので、 ちゅんちゅん、 はっはっは、 ぶーんぶーん、 kittyの耳に何かしらの音を届けます。 そうなると、 その音を見届けなく

僕も。

二人ともに帰宅して、 晩ご飯を食べ始めると、 話が盛り上がって、 kittyのことを、少しの間、 放ったらかしにしてしまうことがあります。 そうしてしまいますと、 kittyが、 僕も入れてよ そのように、 彼女の座ります椅子をひっかきにやって来ます。 がっがっがっ そのような音が聞こえてきますと、 僕たちは振り向いて、 全身をびよんと伸ばして、 彼女の背中に触れようかというところにいるkittyに気がつきます。 Hey, baby, do you want to join

二人だけの世界

手を差し出せば、 いつでも舐めてくれるkittyですが、 ときには、 軽くキスをしてくれるときもあります。 小鳥のようにちゅっちゅっちゅ。 そのキスは彼女限定で、 僕にしてくれるのは、 さらっとした一回きりのもの。 小鳥のようなキスを見せるときの、 kittyと彼女の向き合っている様子は、 よく言われます、 二人だけの世界、 というものがぴたりと当てはまるものでございまして、 世界の外にいる僕は、 その世界の平和で美しいのを、 目の当たりにするわけでございます。 その世界に住

パウチ

オーストラリアの動物といえば、 カンガルー。 コアラ、ウォンバット等もいますが、 カンガルー。 父が、昔、オーストラリアに行った際に、 お土産として買ってきてくれたものの一つが、 カンガルーのレザーストラップでしたので、 その日から、 僕の中では、オーストラリアは、カンガルー大国。 間違ってはいないでしょう。 先日、夕食後、隣同士に座って、思い思いの時間を過ごしていたのですが、 He is so cute と、声が聞こえてきましたので、 彼女の持っているスマホに目をやりました

日豪エッセンス

この間、彼女とともにお買い物に出かけた際、 ネイビーのシャツコートに一目惚れしました彼女は、即決。 その日から、 その服が新しいパートナーとして、 彼女のクローゼットに追加されたわけでございます。 そして、先日、その服を纏って、 彼女のお気に入りのバーに、 同僚さん方と颯爽と出かけて行きました。 そこは、外国人さんがよく通う場所なようでして、 その日も、例に漏れず、 数人の外国人さんがいたようでございます。 その中の一人がアメリカの出身の方で、 彼女の纏っていたシャツコートに

なめらか、ふわり。

胸周りのkittyの毛がお気に入りでございます。特に。 ずっと生え変わっていないのかな、 そう思わせるような、なめらかな肌触り。 人間の赤ちゃんの毛のようです。 日に何度も、下を向いて、 その辺りを舐めようとしているkittyの姿を見ることができますが、 空振りの連続。 バッターアウト。 ですので、kitty自身は、 その毛のなめらかさを知らないのではないでしょうか。 寒い時期は、特に、 ふわふわとした生地のもの、 ブランケットやガウンなどに触れながら、 寝ていることが多いk

同伴者

美容院に行くとき、 彼女は幸せに満ち溢れた表情を見せてくれます。 こんな髪色にして、 トリートメントもして、 ここは少し軽くしてもらって、等々、 どうしてもらうのかを、 事前に教えてくださいます。 最後には、 How do you think? と、僕に尋ねますが、 僕は、 Yeah sounds nice I am looking forward to your new look そう応えるのみでございます。 何か言ってよ、 そう感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、 彼

優しさの輪

夜警に忙しいkittyに話しかけますと、 みゃっ と、小さく鳴きながら、 こちらに向かって歩いてきます。 そして、ある程度近づきますと、再び、 みゃっ と、鳴いて、首を上下に振った後、 大きな瞳でじっと見つめてきます。 この小さな鳴き声を、彼女は、 That is kitty's ''hey'' だと言います。 たしかにそう言われますと、 挑戦的な目に見えなくもありません。 今、忙しんだ。邪魔しないでくれる? このようなフレーズがぴったり当てはまりそうでございます。 けれども

自分の知らない夢の話

週に何度かは、 夢を見ることがあると思います。 内容は覚えていなくとも、 夢を見たな、 という感覚を引きずりながら、 朝を迎えることがあるのではないでしょうか。 kittyは、先日、夢を見ていたようです。 夜中、僕の脇腹にぴったりとくっついて寝ていたのですが、 強い力で僕の腕が押しのけられ、 壁に、こん、と当たりました。 その衝撃で僕は起きたのですが、 ぴーんと伸びきった腕を僕の腕に押し当てたまま、 kittyはなおも爆睡中。 ストレッチでもしたのかな、 最初はそう思ったので

the best

帰宅時間が同じときには、 お家の最寄駅から二駅離れたところで合流しまして、 一緒に歩いて帰ることがあります。 どうして二駅かと言いますと、 最寄駅までの乗り換えの駅であるのと、 距離的にちょうど良いからでございます。 おおよそ20分の散歩になります。 翌日が休みの日などでありますと、 わざわざ口にせずとも、 お互いの脳内には’’beer to the house’’がありまして、 Convenience store? why not という予定調和的な会話を交わしながら、 コ