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ゲームを通して気づいたこと

皆さんはゲームが好きでしょうか?
筆者は大好きです。最近はあまり遊べてないのですが、そんな中でも欠かさず遊んでいるゲームがあります。
筆者は普段、真面目な記事を不定期に投稿しているのですが、面白そうな企画を見つけたので、今回は趣味全開で記事を書いてみようと思います。

どんなゲームなのだろう

皆さんはゲーセンに行くことがあるでしょうか?
筆者はそこに設置されているbeatmaniaIIDXという音楽シミュレーションゲーム(以下音ゲー)が大好きで、今でもよく通っています。
音ゲーというだけあって、基本的には音符(以下ノーツ)が降ってくるタイミングに合わせて対応するボタンを叩く、もしくはターンテーブルを回すタイミングが合うほど高得点というシンプルなルールです。
(最近は緊急事態宣言が出て休業やら時短営業やらで逆風が吹いており、筆者としては少し先行きが心配です。)
最近では、e-sportsの競技として選出され、ドラフト会議が行われました。

普段、筆者は野球を見ないのですが、ドラフト会議の雰囲気が伝わってきました。
ドラフト会議が盛り上がる理由がわかった気がします。
また、以前に比べて地上波で紹介される機会も増えており、以前よりもこのゲームを見る機会が増えています。(地上波で灼熱 Beach Side Bunnyという曲が流れるたびにワクワクしてしまいます。)

※ここに書かれていることは個人的な意見です。

人によって強みが違う

シンプルなルールで20年以上続いてきたシリーズですので、譜面にも多様性が生じてさまざまな譜面が生み出されました。
それゆえ、人によって得意な分野と不得意な分野が分かれます。
例えばターンテーブルの操作量が多い曲(通称皿曲)が得意なプレイヤー、速度変化がある曲(通称ソフラン曲)が得意なプレイヤーなどいくつかの傾向があります。
上を目指すにあたってはいずれ自分の苦手分野に向き合う必要があります。特に、段位認定と呼ばれるプレイヤーの実力を測るモードではソフラン曲や皿曲が選出されており、単純に実力を上げるだけでは行き詰まってしまいます。
また、今回のe-sportsやKACなどの大会やARENAモードと呼ばれる対人戦ではそれぞれの選手が曲を選曲するため、得意な譜面だけで勝負できるわけではありません。
短所をカバーして余りあるほど長所を伸ばすという言葉がありますが、現実はそう上手くはいきません。(その戦術が通じるならどれだけ嬉しいことかと思ってしまいます。)
得意分野を伸ばしつつ、いかに苦手分野と向き合うか。
ここが大変でもあり、面白いところでもあります。

やっぱり基礎は大事

このゲームは譜面の難しさによってレベルが1〜12に分かれています。
特に、最高難易度のLEVEL 12が遊べるようになるには数年かかることもザラです。(筆者は他にjubeatくらいしか遊びませんが、最高難易度と勝負できるまでにここまで時間がかかるゲームは他にはなかなか無い気がしています。)
ここまでたどり着くにはズバリ、地道に基礎力を上げるしかありません。(このゲームでは基礎力を鍛えることを地力を上げると言ったりします。)
中には対策が大事な曲もありますが、それだけクリアできても実力があるとは言えません。
地力を上げるのに近道はなく、地道に鍛えることが必要になってきます。
これは、他の分野でも共通ですよね。基礎を疎かにするとどこかで綻びが出ます。
筆者はプログラミングが得意なのですが、この分野でも同様に基礎を疎かにしているとどこかで苦戦させられたりします。(例えば、値渡しと参照渡しという重要な概念を理解していないと、関数の引数として渡した値が書き変わらず、悩むことになります。)
それ以来、基礎を大事にするというのは筆者の信条のひとつになっています。

メンタル管理の重要性

特に上のレベルに行けば行くほど顕著になっていくことなのですが、ゲームをやっているのに結果がなかなか出ない期間というのが来ます。
スランプなのか、単純に次へのレベルが高すぎて実力が上がってないように見えるのか見極めが難しいですが、これでモチベーションが下がってゲームから引退する人を数多く見てきました。
長くこのゲームを遊ぶためにはかけた時間と実力が比例して上がらないことを理解することが重要になります。
かけた時間だけ成長すればいいのですが、実際には時間をかけてもなかなか成長しない時期と急激に成長する時期を繰り返して上達していきます。
これも他の分野でも同様ですよね。
この事実を認識できたことは非常にありがたいことです。

自分が好きな音楽に気づいた

音ゲーというだけあって、主役はやはり音楽です。
社内外含めて数多くのアーティストがゲームに楽曲を提供しています。
ハードなものからバラード、キャラソンまで幅広いジャンルのオリジナル楽曲が収録されています。
そのなかでも直感的にこのアーティストさんが書く曲が好きだ!と思える人がいました。
それがBEMANI Sound Team "猫叉Master"こと佐藤直之さんです。
ちなみに彼はe-sports推進室の室長だったこともあるすごい人です。
去年、ファンミーティングが銀座で開催され、e-sportsを推進する講師としてセミナーに登壇したりもしました。
筆者も参加してきましたが、とても楽しめたと思います。

話が脱線してしまいましたが、猫叉Masterさんの作る楽曲は民族調で綺麗な曲が多いです。
割とハードな曲が多いこのゲームでは浮くかと思えばそんなことはなく、ドラムンベースなどのハードな曲も書ける多彩性があります。
筆者はこういう曲が好きということに気づけたことが非常に幸運だったと思います。
ちなみに筆者が好きな曲はCALL、Journey、Proof of the existence、Good-bye Chalonです。(きっと後からあぁ、この曲もいいなぁとなりますが、暫定として)
最後にアルバムのリンクを貼っておきます。
気になった方がいたらチェックしてみてください。

楽曲以外でも楽しめる

このゲームに関して言えば、純粋に実力を上げてゲームを楽しむ以外にもいろいろな楽しみ方を見出している方が多い印象があります。
例えば、このゲームではゲームをプレーしている横でムービーが流れています。
特に永久少年(gigadelicやXなどで出てくるキャラ)やアイテール魔導士隊(tricoroボス曲および共鳴遊戯の華に出てくる子)の人気が高いです。
そこで描かれているキャラ設定が定期的に曲コメントという形で公式ページやデザイナーさんによってはTwitterで語られることがあります。
26 Rootageの楽曲解禁イベントではクレジット内の最後にクイズを解いて楽曲解禁するというものだったのですが、その中でキャラ設定を問われる問題がありました。
いろいろなデザイナーさんの書き下ろしたムービーやキャラを見るのもまた楽しいものです。
また、このゲームではシリーズが変わるごとに通称ROOTS26と呼ばれるグループから何人か選ばれてポスターに描かれます。
現在では停止しているのですが、一時期は雑誌にプロフィールが掲載されたり、ドラマCDが発売されたり、盛り上がりを見せていました。
最近では各キャラを担当した声優さんがゲームのシステムボイスを担当しています。
現シリーズのBISTROVERでは釘宮理恵さんがシステムボイスを担当するというなんとも豪勢なことになっています。
よく考えたら当たり前のことではあるのですが、さまざまな楽しみ方があるというのはなんとも素晴らしいことです。

最後に

ゲームから学んだことというタイトルでしたが、あまりまとまりがない記事になってしまった気がします。
ですが、このゲームを通じて筆者の考え方が変わることも多くありました。
近年は特にe-sports化したこともあって一層盛り上がっている感じがあります。
少しでも興味を持っていただけたなら、是非ともゲーセンに足を運んでいただけると嬉しいです!

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