死にたくなるときってあるよね
みなさんは、突然無気力になってしまったりどうしようもなく生きるのが嫌になる瞬間がありますか?
タイトル含め、少し重いかもしれませんが、今回は私が最大限に病むときのことをお話していけたらと思います。
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私が病むのは、たいてい2パターンあります。
1つは、うまくいきすぎているとき。もう1つは、何らかの形でわかりやすく気分が落ち込むときです。
まず、はじめに述べたうまくいきすぎているときについて。これは、「こんなにいいことが続いたらいつか悪いことが起きるのでは」という、一種の危機察知能力?嗅覚?みたいなものが働いてこのようになることが多いです。
この場合には、意図的に、ちょっとやりすぎじゃないかというくらいに落ち込んでみるようにしています。
例えば、もの悲しいバラード曲を聴いたり、感動系の映画を観たりして泣いたり。自分の中のもやもやを浄化するかのごとく、ひたすら涙を流したりセンチメンタルな気分になれる環境を作って。時には、過去の自分の失敗や自分の嫌なところにも目を向けることもあります。
次に、わかりやすく気分が落ち込んでいるとき。こんな時は反対に馬鹿みたいにゲラゲラ笑えるものを観ます。それがテレビでも、そうでなくても何でも。もしくは、ノリノリで気分をぶち上げられるような音楽を聴くことが多いですね。とにかく、現実逃避して何に悩んでいたか忘れられるようにしていくのです。
自分は何でこんなことをしてしまうんだろう、と思っていました。きっと、無意識のうちに心の中のポジティブとネガティブのバランスをうまくとろうとしているのでしょう。
ここまで振り切って感情をコントロールしようとしているにもかかわらず、時々「死にたい」と思ってしまうことがあります。思いの強さはその時によりけりとしか言えないのですが、「定期的にこういった気持ちになるのはなぜだろう。おかしい」と思っていました。そんな自分に苛立ちすらありました。
ところが、あるときから「死にたい」気持ちとは一生をかけて付き合っていこう、と思えるようになりそこから気持ちが楽になっていきました。
毎日毎日、希望に満ちた日々を送っているとは言えません。苦しみ、失望、不安―その中から希望の光が見たくて必死にもがいている。あがいている。それこそが、「生きる」ことなのかもしれない。
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この記事を読んでいるあなたが、今どのような感情になっていても、それがどのような原因でそうなっていても、人生で一度くらいは失望し、生きる希望を見失う瞬間があったのではないでしょうか。
もし今あなたがハッピーな気分なのであればこの記事をすぐに閉じたでしょうし、少しでも気分が落ちているならなにか共鳴するところがあったかもしれません。
今年は様々な要因が重なって悲しいニュースが多かったように思います。そんな2020年もあともう少し。今こそ、自分と向き合い、問いかけることが必要だと感じています。その答えが、きっと明日の自分を作り未来の自分を作る糧になることでしょう。
まずは日々のうっぷんをその都度晴らしておくこと。溜め込まないこと。「死にたい」と感じたとしても、その気持ちを否定しないこと。現在自分のいる環境のどこにも逃げ場がなくて環境を変えることすらできない厳しい状況にいるなら、同じような仲間を見つけ、彼らと苦しみを分かち合うこと。その気持ちを、誰かに吐き出すこと。
完璧な存在じゃなくてもいい、ただそこにあなたがいるだけで誰かを幸せにできるから。
このことが苦しんでいる人たちに伝わりますように。私は今書いたことを肝に銘じて生活していきたいなと思います。
重たいテーマになってしまいましたが、改めて考えてみたいことだったのでこのように筆を執ることにしました。
なにか、心の重荷を下ろすお手伝いができたなら幸いです。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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