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「ズレても良いんだよー!」

身体の声が聞こえるという
不思議な人に出会ったのは、数年前。

人それぞれの身体が
その主(その身体で生きている人)に伝えたいことを
ビジョンで見せてくるらしい。


当時まだ胃腸が弱かった私は
聞いてみた。

「症状がしょっちゅう出るのは
体質的に弱いからですか?
それとも、
ストレスで暴飲暴食しちゃうから?
身体の声があるとしたら
こんな扱い、身体は怒ってますよね。。」


返ってきたのは、意外な答え。


「怒ってないよ~
身体はどこも悪くないし
弱くないよ~!」


「キミの下痢は
自分の気持ちを最優先できるようになるために
起きているよ~!

そうなった自分でやりたいことも
この先にあるからだよ~。

断るのがまだ苦手なら
行きたくない時は
体調もどんどん口実に使っていいんだよ~!」

「怒ってないよ~」には
ホっとしたけれど
「身体はどこも悪くないし弱くない」は
意味がわからなかった。

子どもの頃からずっと
胃腸が弱くて
一時は生活にも支障が出ていたから。


けれど
『自分の感情を最優先するため』は
納得だった。

子どもの頃からずっと
親や周りの顔色をうかがって生きていたから。

それを聞いた当時は
だいぶマシにはなっていたけれど

思えばまだ
夫の顔色もうかがって
食べる物も夫に合わせていた

お世話になった先輩との予定は
気が向かなくてもムリして行ったり。

自分より相手の気持ちを優先するのが
相手にとっても良いことだと
思い込んでいたから

自分の気持ちを呑み込んで
自分の気持ちにムリをしても頑張るのが
わりとまだスタンダードだった。

体調を口実に断るのは
日常茶飯事で

体調が悪くなってくれて
助かった、、!
と安堵したことも何度も。


でも、そんなふうに口実として使っているから
下痢も繰り返しているのかもしれない、と
薄々感じてもいたから

身体に悪いことしているな、、と
罪悪感を感じていた私もいて。


だから
体調を口実に使っていいんだよー!と
身体に言ってもらえたときは
本当に驚いたし

ここまで味方でいてくれていたことを知って
世界がひっくり返った気がした。

ずっと
なんて欠陥品に当たっちゃったんだろう、と
身体のことを想っていたし

私の扱い方が悪いからすぐ不調になるし
私の扱い方が下手だから動きも悪いのだろう
と思っていたから。


でもそれも
失敗でも欠陥でもなく
私にとって最高スペックだっただけ

と後になってわかった。


多くの身体が共通して伝える話にも
触れていくうちに

身体に見えている世界は
ずいぶん違うことが見えてきたことが
その1つのきっかけ。

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本来のキミありのままで生きていくために
『最善』が起きているだけだよ~

本来のキミが望む在り方からズレていると
そのズレが身体に表れたりするよ~

それをキミたち人類が名前をつけて
”症状”と呼んだり痛みとして感じたりして
壮大なごっこ遊びをしているんでしょ~

もちろん
本来の自分からズレることも
ダメなことじゃないよ~

それも楽しむために
地球に生まれてきたでしょ~

覚えているとつまらないから
わざと忘れているでしょ~

飽きたらもうおしまいにしてもいいし
続けたかったら
わざと楽しんだらいいんだよ~

キミたちが痛みや症状で苦しんでいても
僕たちカラダは苦しくないよ~
安心して楽しんでいいんだよ~

ここはいろんな体験ができるから
面白いね~!

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初めて聞いたときは
意味がわからなかったし

苦しかった過去を思うと
面白いなんて到底思えなかった。

けれど
誰にも話していないことにも
身体さんから愛ある答えやヒントを
もらっていくうちに

そうなんだなぁと思う方が
しっくりくるようになっていった。


これから
そんな身体さんとの記録も
少しずつ書いていこうと思います。


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