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経営者・ビジネスリーダーの心技体とは?(第二稿)

エクゼクティブコーチのあんそにです。

目次:
1.経営者にとって一番大事なタスク
2.「場づくり」において、大事なこと
3.経営者の状態管理力が組織の成長に与える影響の大きさ

第二稿でお伝えしたいこと:

経営者はドーパミンに過度に依存しない。
組織の持続的成長を求めるなら、ドーパミン、セロトニン、オキシトシン、エンドルフィンのバランスを意識し、意志エネルギーを高め、集団的自己効力感を高めよう。

経営者やビジネスリーダーのあなたに感謝です。私の情報発信に興味を持っていただき、ありがとうございます。

もし、あなたが前回の文章の続きから読んでいただけているとしたら、更に感謝です。うれし涙がチョチョ切れます(死語)。

もし、あなたが「私は経営者やビジネスリーダーでない(つまり、この発信の想定読者ではない)」と思ったとしても(例えば主婦の方とか、学生とか)、あなたは自分株式会社の社長と思えば、経営者ですので、5-6行、いや10行だけでも読んでいただければ「うれP」です(のりP語)

前回までのあらすじ

第一稿で「会社や事業の持続的成長に一番必要なものは何でしょうか?」と問いかけ、「私の経験では、自身や組織の行動の質を高めること、質の高い行動を続けること」とお伝えしまた。そして、次回は「心技体」が「行動の質を高める、行動の継続性を高める」に如何に有効か語りたい、と締め括りました。

ここからは、「経営者やビジネスリーダー」をまとめて「経営者」と記載します。

以下の図は、経営者のリーダシップを体系化し、簡単に示したものです。

経営者のリーダーシップコンセプト

経営者のあなたに質問です。上記の図をご覧になって…

経営者にとって一番大事なタスクは何でしょうか?

ゴール設定?
ステークホルダーとのコミュニケーション?
リーディング?
場づくり?

もちろん、正解は一つではありません。100人経営者がいれば100通りの正解があると思います。

私の考えでは「場づくり」「強い組織文化の醸成」です。

換言すれば、「集団的自己効力感(エフィカシー)」を上げることです。

自己効力感について語りだすと長くなるので、別の機会としますが、一言でいえば「自分たちなら目標を達成できるという思い込み(主観)」です。

もし、集団的自己効力感を上げることが出来たとしたら、ステークホルダーとのコミュニケーションの質も徐々に高まり、アラインメントの質もそれに連動して高まります。

ゴールの質も徐々に高まります。リーディングの質も徐々に高まります。それら一つ一つが独立して高まるのではなく、相互に影響を与えながら、螺旋状に高まっていきます。

私は、物流会社の取締役執行役員、IT会社の代表取締役、青果小売業チェーンの社外取締役を遂行する中で、MBA(経営学)とNLP(心理学、神経言語プログラミング)の理論を経営現場で約10年間実践してきました。その経験の中で感じたことです。

再び、経営者のあなたに質問です。

どうすれば経営者は「場づくり」ができるでしょうか?                「場づくり」において、大事なことは何でしょうか?

もちろん、正解は一つではありません。100人経営者がいれば100通りの正解があると思います。

私は、「経営者が状態管理力を上げること」と感じています。

「状態管理」は、NLP(心理学)では「ステイトコントロール(state control)」と呼びます。

「状態管理力を上げる」ことで、「意志エネルギー」を高めることが出来ます。経営者の意思エネルギーは「場」に大きな影響を与えます。

集団的に「意志エネルギー」を高めることが出来れば、「行動の質を高め続ける集団、質の高い行動を継続する集団」をつくることが可能となり、ゴールの実現性が高まるという考えです。

「意志エネルギー」というと、何か怪しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

補足させていただくと「やる気」「モチベーション」と語感は近いですが、私の定義ではニュアンスが少々異なります。「やる気」「モチベーション」は私の中では、ドーパミン由来の印象があります。これは個人的な感覚です。

私の使う「意志エネルギー」は、ドーパミンのみならず、セロトニン、オキシトシン、エンドルフィンのバランスが生み出すエネルギーです。

私は振り返ると、30代はドーパミンを求めて生きていたような気がします。この生き方に40代で限界を感じ、40代後半からドーパミン、セロトニン、オキシトシン、エンドルフィンのバランスを強く意識するようになりました。

経営者のあなたに三度質問です。

あなたは、状態管理をこれまで意識して来ましたか?                   自身の状態管理力が組織や組織の成長に大きな影響を与えることに気づいていましたか?

次回は、状態管理のやり方、意志エネルギーの上げ方について語りたいと思います。

そして、「心技体」とつなげていきます。乞うご期待!

最後までお読みいただき、ありがとう座います。(第三稿につづく)

第二稿のまとめ

経営者はドーパミンに過度に依存しない。
組織の持続的成長を求めるなら、ドーパミン、セロトニン、オキシトシン、エンドルフィンのバランスを意識し、意志エネルギーを高め、集団的自己効力感を高めよう。

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