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100人には応えられない。【ぜんぶ美味しくなくていいのだ。】


*強いメニュー弱いメニュー。
*把握していればいい。

若い頃は、
お客様に味のことを言われると
落ち込んでいました。

自分なりに一生懸命作っても、
お客様の好みに合わない時もある。

でも100人のお客様
どんなに丁寧に懸命に作っても、
全員に気に入ってもらうのは無理な話。

開きなおってるのではなくて、
年齢も味覚も好みも生活習慣も
みな違うのですから。

言われる度に味を変えていたら、
いつも言われっぱなしです笑
(でもやっちゃうんですよ。
濃くしたり、強くしたり‥‥。
弱いから迷う。)


でも、お客様の反応が気になるのは、
真面目にやっているからこそ。
飲食業を生業としていたら、
当然のことです。

悩んだり、落ち込んだりしながら、
いつかこう思うのです。

『こんな味があっていいんだ。
この味をブレずに作り続けることこそが大切なんだ。』と

『自分の味』を迷いなく肯定できると
とてもラクになれました。

でも、それってすぐにわかりません。
やはり、自分で考えて悩んで、考えて、
道を作っていくしかないのですね。

そうやってブレない自分になっていく。

なにかあった時、
そこに立ち返る自分の信念、
気持ちがフラットになれるこころのあり方。

今、そう思えます。

今日もありがとうございました。

読んで頂きありがとうございました。 頂いたお気持ちは、 感謝を込めて『恩送り』いたします。