スタッフと私。【一人でお店はできないから。】

私一人でお店は絶対に出来ません。
年をとってさらにその思いが強くなりました。

うちのスタッフは全員女性です。
縁あってうちに来たからには、
私なりに大切に付き合っています。

当人や家族の体調や近況を尋ねたり、
繁忙期には、おやつや差し入れ、
年末には1年の感謝を込めて、
シートマスクや美容ドリンク入浴剤など、
消え物でちょっとうれしいアイテムを
詰め合わせて贈るのが習慣です。


なにか注意するときも、
感情的にならず結果から話して手短に、
クドクド言わない、高圧的にならない。
シンプルにフラットに言うように心がけています。

それでも他人同士、
何年付き合っても色々あるものです。

厳しいことを言わなくてはならないとき、
どうやって言おう、
どう切り出そうかと眠れぬこともあります。

でもそれは私が『店主』として
経験が足りないからそうなるわけで、
それも勉強だと思えば、心も少し軽くなります。

何度も眠れぬ夜を過ごして出た結果答えは

     『私一人でお店はできない。』


自分が上手に向きあって行くしかない。
という答えにいつも至ります。

答えは人それぞれでしょうから、
スタッフに対する『気持ちの落としどころ』
を作っておくと、
なにかあったときいつもそこに立ち帰れる。

気持ちをリセットできる指針が自分を支えてくれます。

その人が辞めたとしても、
次に来る人はどんな人かは、
働いてみなければわかりません。

どんな人が入って来ても、
誰かを雇っている以上
人間関係のあれこれは続いていきます。

そしてスタッフと経営者は、
志が違って当然で、
温度差があって当たり前なのです。


そこにこだわりすぎると
お互い苦しくなるので、
あまり深く考えすぎず、
『経営者も共に成長する。』
というスタンスでいれば、
いろんな労苦もきっと糧になるでしょう。


応援しています。一緒に頑張りましょう。

                     


今日もありがとうございました。


読んで頂きありがとうございました。 頂いたお気持ちは、 感謝を込めて『恩送り』いたします。