コメデター、コメディアント?

自分はエイペックスレジェンドというゲームが好きだ。

実際に自分がプレイすることも好きだし、そのゲーム配信をしている人を見ることも好きだ。

多くの大会が開かれ、大会規模にもよるが同時接続が何万、何十万人もの人が見る。

APEXやVALORANTなど競技性が増している対人ゲームはここ数年すごく盛り上がっている。(Eスポーツと言われるのも納得だ)

ここで上げた2つのゲームには、ランクというピラミッド型の実力分布が存在する。

より上のランクに行くほど実力がありとされていて人数も上に行くほど少なくなっている。

このトップ層こそがAPEXでいうプレデター、VALORANTでいうレディアント、うまいプレーを見たい、面白い人を見たい、動機は様々だが配信者にはトップ層もそれなりにいる。

その人たちの動画を見てアクションが起こせるのが視聴者だ!

その中にはプレーに対してのコメントも少なからずある。

そのコメントした人に対して、APEXではコメントプレデター(コメデター)VALORANTではコメントレディアント(コメディアント)などと言われる。

これはトップ層に対してプレーにコメントしたことによって、実際のランクどこ?トップのプレーに口出しできるの?などと半ば馬鹿にした表現だ!

ここで考えて欲しいことが2つある。

まず1つ目、例えば野球やサッカーやバスケットなどスポーツの観戦に実際に行ったことがある人や家でテレビなどで観戦したとき、自分でもその周りでもいい、「なんでそこ打てないんだよ」、「そんなイージーシュート外すなよ」「ファウルトラブルなんてしてるようじゃ・・・」そんなことを言っている人を見たこのがある。自分が言ったことがある。言ってはないが思ったことがある。

そんな心当たりはないだろうか、自分はスポーツ観戦をしているとき思ったことはいくつもあるし言っている人をそばで聞いたこともある。

しかし「じゃあお前がやってみろよ」と言われてもできない、それもそのはず観戦しているだけの一般人にしかすぎないから・・・

実際にそんな「おまえはどうなの」「お前がやってみろよ」なんて言うのは筋違いで言われる、言うことなんて絶対にない。

2つ目はEスポーツは球技などのスポーツと同じなのか?

配信サイト内で広告収入、視聴者からの投げ銭、規模は違えど観客を介してお金をもらってその事柄に取り組む。

これはプロの定義としては同等のものと自分は思っている。

この2つの事柄を踏まえてプロスポーツ選手が観客に対して何か言う姿を見たことがあるだろうか?

このことに関してはEスポーツはまだまだ配信者の意識が足らないと思う。

全部聞いて自分が悪かったといえというわけではない、そのコメントにアクションを起こしてしまうこと自体が間違いなのだ!

コメント内で喧嘩しだすのも筋違いであると思う。

動画配信ではコメントという当人と観客の意見がタイムリーにより詳しく行き来する。

その分コメントする側も受け取る(配信でコメントを見てる人、配信者当人)も配慮すべきだと思う。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?