【メタバースぼくの生き方】音ゲーとかRTAとかやってる人の場合

はじめに

Akaeriさんの記事(と企画元の記事)を見て、「面白そうだなー」と思ったたので書くことにした記事です。


あんた誰?

たまにエンジニア系の界隈などを漂っている紫色のケモいミーシェです。「VRC競プロ部」を作って「ABC感想会」というものをしていたり、いわゆる『夏破壊RTA』と呼ばれるものをやっていたり、RESONARK の理論値を詰めることをしています(後で詳しく話をします)。VRChatを始めたのは2018年12月25日で、現時点でのプレイ時間は14500時間ぐらいです。長いね。

VRChatを始める前は、ケモノ界隈と外れで過ごしているだけの人でした。数学とかプログラミングに興味があって、たまにそのあたりの話題に触れていた人でした。あとは音ゲーをちょっとだけやってたり、ニコニコでボイロ実況動画あたりを漁っている人をしていました。

VRChatでしていること

「VRC競プロ部」

まず、「競プロ」というのは、「競技プログラミング」というものの略です。簡単にいうと、「時間内に、与えられた条件下で課題を解くようなプログラムを書いて、解けた課題の数や解くまでの早さを競うゲーム」です。日本で有名どころは AtCoder ですね。

だいたい毎週土曜日にコンテスト(AtCoder Beginners Contest: ABC)が開催されており、それに参加したあと、VRChatの中でコンテストについて振り返る「ABC感想会」を主催・司会などをしています。「ACB感想会」については、別の記事で詳しく書いていますので、興味ある方はそちらを見てください。

『夏破壊RTA』

VRChatのワールド 「PROJECT: SUMMER FLARE」のRTAを走っています。今のところ、一番メジャーなカテゴリで世界1位の記録を持っています(が、そのうち抜かされるかなと思います)。走るのがメインというより、チャートを作ったり、新しい技を開発するほうが楽しくてやっている感じです。

余談ですが、今の夏破壊RTAで使われている大技は、だいたい私が発見しています。別の方の記事ですが、このあたりで「ドアシフト」という技を見つけたときの話があったりします。なんとなく技を作るまでの雰囲気がわかるかなと思います。あとは、まだまとまった情報を作れていませんが、上のリンクの動画で使うようになった「ウィンドジャンプ」という技については、見つけてから原因を特定して、チャートに組み込めるようになるまで(間が空いているのもありますが、)1年ほどかけていたりします。

RESONARK

RESONARK」というVRChatの音楽ゲームをリリース当時(2020/05)から遊んでいます。今だと「RESONARK4」がよく遊ばれていますね。もともと音楽ゲームは嗜んでいたことと、制作者の septem47 さんとVRCで仲良くなったこともあってやり始めたのですが、ここからハマってしまってかなり(?)やり込んでしまいました。

一応ランカーは名乗れる程度にはやっているとは思いますが、超高難易度がうまいタイプというよりも、中・高難易度をやり込んでいるタイプだと思います。やり込んだ記録を参照する場所はありませんが、おそらく1~4全曲を通して、All Perfectを取っている曲数は一番多いと思います。超高難易度はそれほど詰められていないので、Sランク以上は2曲ほど未達成です…(達成しているのは(私の知る限りでは)hibaさんとたけすぴおんさんの2人です)。あと、 4から追加された EXランク(tech-rate 100%) 達成の曲数も、まだ2位とかだと思います(1位は(私の知る限りでは)おがちゃんさん)。

ゲームをやる以外にも、RESONARK関連での活動をやっていることもあります。最近はやっていないですが、RESONARKの個人大会を主催したことや、スコアアタックのイベント、交流会のイベントを主催したことがあります。あとRESOARNK Wikiの管理人もしています。実はもう一つRESONARK関連で準備中なことがありますが……、それはいつか発表できたら……。

のんびり

フレンドが集まる場所でのんびりしています。よく「こゃーそ」って鳴いてます。たまに(?)V睡もしています。

まとめ

他のなにか(VRChat発かどうかは問わず)を軸にして、VRChat『で』なにかをしている気がします。VRChat "らしい" 遊び方は実はあんまりしていない、とも言えるかもしれないですね。今は、これが私にとって楽しいので、こういう "遊び方" をしていたりします。

おまけ

ここからは、企画の趣旨を横において、VRChat を始めてからの変遷を書こうかと思います。私を普段知らない人からすると、思想が強めな箇所があるかもしれません。なのでここからは、単に「他の人がVRCをどう考えて遊んでいるのか」に興味がある人向けで、なるべく当時私が考えていたことを思い出しながら語る、 "自語り" の記事となります。あんまり文章は推敲していないです(おそらく、悩んでいる人にとってはあまり参考にならない記事になるかなと思います。)

私がVRChatを始めた理由

ここから先はおまけです。VRCを始めた理由については、別の記事で簡単に書いていたので、その記事から引用します。(理由は忘れましたが、長らく非公開にしていたらしいので、再度公開しておきました)

衝撃だった。想像以上だった。こんなにすごいのかと思った。
「VRはこんなに凄いのに、VRCは絶対に楽しいだろう」
その時にVRCをやることを決意した

どうせやるなら、初めては一番の状態で楽しみたい!
そう考えて、「がっつりやるのはVRから!」と考えていたと思う。

こんな感じで、最初からこの世界にはどっぷり浸かる気でいました。ちなみに、当初VRChatを始めたときに決めた第一目的としては、「癒しを得たい」だったと思います。ちなみに会社で働き初めた年でした。疲れるの早くない?

最初からVRで始めるために色々準備をしていたり、初日からフルトラで入るとかいうことをやっていたりと、「全力で楽しもう」としていたと思います。他人と交流することに結構苦手意識を持っていたのですが、「とにかく前向きにやってみる」ということで、覚悟を決めて初手から「Fantasy Shukai jou」に突撃してたりしてました。ちなみに、「[JP]Tutorial world」はこの日に公開されたらしいので、ギリギリまだありませんでした。

ということで、VRChatを始めるまでのタイミングですでに、

  • 最初から自分なりに目的を持っていた

  • なんでも楽しむつもりでいた

  • そのための準備をしていた

という感じだったわけです。当時の私偉いね(後で語りますが、この当時はまだ元気があったのでした)。

VRChat第1期

VRChat初めた2018/12/25から、先輩フレンドと同じ時期に始めたフレンド数人でグループができ、それなりに高頻度で入りながら遊んでいました。このぐらいの時期はいわゆる "VRChatterらしい" 遊び方をしていたと思います。 アバターを色々試したり、改変したり、パブリックワールドでわちゃわちゃしたり、人が集まるイベントに行ったり、フレンドとワールドを巡ったり、ゲームワールドを遊んだり、モデリングしたり、ワールドを作ってみたり、Vketに "出店" してみたり……。ある意味一番活動的だったと思います。「積極的に人と交流をしよう」としていたこともあって、それなりに広い交友範囲にはなっていたのかなと思います。今でもその時に仲良くしてくださった方々には頭が上がらないです……。ちなみに、このときにできたグループは(ほとんどVRChatが拠点ではなくなりましたが、)今でも交流はしています。

一番最初に参加したイベントは、「狐アバター集会」でその第1回目に参加していました。その後、第5回目の集会で一度だけスタッフをしています。最初のVRChatでのスタッフ経験だったかと思います。今はあまり参加していませんが……。
技術系の方面に繋がりが始めたのは、VRC-LT #2でした。LT(ライトニングトーク) はソフトウェアエンジニア方面ではよくされているのですが、簡単に説明すると「なにかの話題について短く(一般的には5分)で話をするイベント」です。このVRC-LTについては、今でも機会が合えば発表しています。

人との交流する中で、「もっとその人を知っていきたい」といった理由で始めたのは『テッドの部屋』でした。簡単にいうと、「1対1でプライベートワールドで30分ぐらいお話しましょう」という会です。私のフレンド向けのクローズドなイベント(?)なので、イベントカレンダーにも登録してませんでした。どんなものかの詳しい話は、別のnoteで書いています(結局始めた「もう一つの」理由についてはまだ語ってないですが……)。

もう一つ、イベントではないですが、VRChatをとても楽しく遊べたことをなにかに還元できないか、と思い、毎年 12/25 にその年に取った写真をピックアップしてスライドショーを作るようになりました(改めて見たけど最初の1年本当に濃すぎる)。

さて、そんな感じで積極的に人と交流していましたが、一つだけ避けていたことがありました。それは、「どこかに所属すること」でした。この世界では「必要以上に深入りした人間関係が一番トラブルの元になりうる」と考えていたので、一定以上の深い交流を避けるようにしていました。
また、自分がコントロールできる範囲以上の責任を負うこともないように動いていました。私のVRChatの目的は「癒やしを得ること」であるので、これらはこの目的にはそぐわないもの、として考えていました。なので、それらに直結しうる「所属」を避け、「私は私個人である」として振る舞っていました。ちなみに、Vketに "出店" したときも、一番深く付き合ったフレンドたちがやっていたところを「手伝って」いたというだけで、厳密には所属はしていませんでした。
この行動の良し悪しについてはここでは論じませんが、結果的にトラブルは "少なかった" とは思います。

VRChat第2期

2020年年末ぐらいからは、色々と悩んでいた時期で、自分のVRChatの活動について考え直したりもしていました(詳しいことはここでは話ししません)。自分から VRChat での交友関係を広げることはあまりしなくなりましたが、フレンドの周りの活動に誘われたときはあちこち顔を出したりしていました。

この時期にやっていたことを書き出すとこんな感じになります。

  • RESONARKの話

    • 大会出場

    • イベント主催

  • 「VRC競プロ部」の話

  • バーチャル学会の話

  • エンジニア作業飲み集会

  • コミュニティ

    • 学術系界隈

    • 音ゲー界隈

      • こゃーそ

  • バックギャモン

それぞれの詳細については疲れてきた長くなってきてしまったので、ここでは割愛します。詳しい話は機会があれば or もし気になるトピックがあれば個人的にきいてください。

VRChat第3期

2022年年末ごろから、(色々あって)表にあまり出なくなってきた時期です。活動範囲としては狭くなりました。

  • 「夏破壊RTA」の話

  • 技術系コミュニティの話

  • ポーカーの話

  • 私立VRC学園 14期講師

自分から活動しにいった例外として「私立VRC学園」に講師を応募したことです。もともと学園系コミュニティには興味はなかったのですが、別のタイミングで講師をしていたAkaeriさんと話をしていて、明確に伝えたいことができたため応募していました。今回のnoteも実はそれに関わっています。

「VRChatでのRTAという遊び方」というタイトルで講義を行ったのですが、スライドの最後のページにはこのようなメッセージを載せていました。

私は、何かをするには「自分から楽しみ方を見つける」ことが大事だと考えていて、それをメッセージとして伝えました。生徒からの反応は微妙だった気がしますが、これには、他の人が楽しそうにしているイベントなどをなげうって、音ゲーの理論値埋めだとかRTAだとか、苦行みたいなことばっかりやっている「こゃーそ」とかいう人の、第2期ぐらいでの悩みに対する、ある意味での進むため/諦めるためのような答えの一つのようなものでした。ここまで書いたけど、反応が微妙なのはそらそうよって感じですね。

おまけのまとめ

ということで、「今こうなっている」のは経緯や背景というものがあるので、私の気力がある限りは書いてみました。書くのを諦めた箇所もいくつかありますが……。結局のところ、悩んでいる人はその人自身が意思を持つ以外に(その人の中で)進展はしないので、色々読んで思い悩んでほしいなーと思いながら書いていたりはします(が、残念ながら参考になることはなかったかなと思います)。いずれにしても。私が言いたいことは、「自分から楽しみ方を見つけよう」ということです。
(最近視点漏れがひどいので、ツッコミとかは歓迎しています)

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