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12月7日(ワーホリ日記)〜1日の出来事〜

12月7日の日記はリマインダー形式で、あまり一つの出来事にフォーカスせず、時系列順に出来事をつらつらと書いていこうと思う。このワーホリ日記でこういう書き方をするのは初めてかもしれない。

午後15時。ギターケースを購入するため、ルーファスギターショップへ行く。
お店で一番安いケースは値段は70ドル。
高くて断念。店員がもっと安く売ってる店を教えてくれる。
1時間ほど移動し、別のギターショップへ。
その店では一番安いケースは55ドル。
いや、それでも高いと断念。
ただギターケースがなくては、明日のミートアップにギターを持っていけないので、どうしたものかと悩んだまま、また家方面のバスに乗り、とりあえず夕飯の食材を買いにNo Frillsへ。
No Frillsでパクチーとレモンとトマト缶とトルティーヤチップスを購入。それからNoFrillsを出ると、ルーファスギターが徒歩圏内なので、再度お店を訪問。迷った挙句、結局ルーファスでギターケースを購入。結局70ドル払ったが、他店の55ドルのケースと比べて、サイズも大きいし、造りもしっかりしているし、デザインも良いし、まあ良しとしよう、と自分を説得した。
そのままギターケースを持って、徒歩で家まで帰った。途中でティムホートンに立ち寄り、ミディアムサイズのホットチョコレートを購入。半分は店内で飲んで、残りの半分は歩きながら飲んだ。

家に帰ると、さっそく夕ご飯の準備を始めた。
初めてグワカモーレという料理を作る。
以前、僕が「アボガドは味がしないし、食感もどろどろで嫌いだ」という話を夕飯の時にしたら、ピーターとブルースがそれに驚いていた。ふだん無口なブルースが珍しく会話に入ってきて「たしかにアボカドは単体では味はしないけど、料理にしたら美味しいもんだよ」と力説してきた。その会話の中で、何やら「グワカモーレ」という料理が美味いらしいと聞いたので、それじゃ実際に作って食べてみようじゃないかということで作ることにした。
料理でアボカドを扱うのは初めてだ。アボカドの熟れ具合がまだ完全じゃなかったようでまだ硬い部分もあり、ペースト状になるか心配だったが、なんとフォークで潰し潰ししてペースト状にした。ピーターはトマトを切るのを手伝ってくれた。料理は結構うまくできたらしい。ピーターも味見して、おいしいと言っていたし、自分で食べても美味しかった。なんだかんだ、作ったグワカモーレはトルティーヤチップスにつけてその場ですべて食べてしまった。
海外で食べ物の好き嫌いがひとつ克服できたようだ。うれしい。
それからピーターと少し世間話をして部屋へ戻った。

それから夜は日本にいる彼女が京都を旅行中らしく、LINEのビデオ電話で京都案内を少ししてくれた。ちょうど、出町ふたばの本店に来てるらしく、金曜で平日なのに、すごい人が並んでいるらしかった。彼女は結局、4種類の餅を購入したらしい。
本ゆず冬至もち、名代豆餅、丹波栗餅、福豆大福(鳴門金時いもあん)。
購入後、お店から徒歩圏内に京都御所があるとのことで、彼女はそこまで移動。公園内にベンチを見つけて、そこに腰を掛けて餅を食べ始めた。4個買ったうちの2個を食べたらしい。金曜の夕方から京都御所で出町ふたばのお餅を食べているなんてちょっと乙である。彼女は今日有給を取ったらしい。
それから、餅を食べ終わると、京都御所内に蛤御門(はまぐりごもん)という、歴史の教科書でも出てくる「禁門の変」の舞台になった有名な門があるとのことで、それも見せてくれた。イメージしてたのと異なり、意外に普通な見た目の門だった。門に銃弾の跡もあるらしく、それも見せてくれた。たしかにいくつもそれらしき跡が確認できた。
その後、電話を切って、こちら(カナダ)はもう夜12時なので、僕は眠りに落ちた。すると1時ごろに突然携帯が鳴って「なに、何!?」とびっくりして画面を確認するとまた彼女だった。
ビデオ電話だった。寝ぼけながら取ると、彼女はいま東寺にいるらしかった。東寺のライトアップを見せてくれるそうだった。眠りに戻りたいのもあったが、東寺のライトアップも見たかった。カナダにいる今、日本的な風景を見るのはかなり心の癒しである。
すごくきれいだった。今日は風がないらしく、お堀の水面はとても静かで、ライトアップされた五重塔や紅葉の木々がはっきりと映し出されている。
ビデオをうつしながら、彼女は移動し、いろんな場所を見せてくれるが、たくさん観光客が見えた。
そのあと、金堂も見せてくれた。金堂もすごくきれいだった。ライトアップの照明の光の加減なのか、実際の金堂は金色ではないらしいのだが、金色っぽく見えた。ここでキリになってビデオ通話はおしまい。
眠かったけど、見れて良かった。
出町ふたばやら、京都御所やら、東寺のライトアップやら、やっぱり京都っていいな。また日本に帰ったら、京都に行こうと思った。

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