投資の始め方(4)株主優待を知ろう!
この記事では、個人投資家に人気のある株主優待について説明します。
これから投資をした方はぜひご覧ください。
株主優待とは
株主優待とは、企業が配当金とは別に株主に対して自社の商品や製品などを贈呈する株主還元方法です。
具体的には、「おこめ券」、「商品券」「食品」「飲料」「化粧品」など企業によってさまざまです。最近では、「クオカード」を送る企業が増えてきています。
株主優待はどの企業でも貰えるのか?
株主優待はどの企業でも行っているものではないです。世界では、優待制度は珍しく、配当金や自社株買いによる株主還元方法が一般的です。
株主優待をやっているのかの確認は下記をご覧ください。
株主優待はどうやったら貰えるのか?
企業の株を保有することで株主優待は貰えます。しかし、貰うためには条件があるため注意してください。
一般的な株主優待の条件の例を出します。実際に投資する際にはしっかりと確認のうえ投資をするようにしてください。
株主優待の条件例
決算期の末尾に株式を保有
最低単元株(100株)以上保有
保有期間もしくは保有株数に応じて優待内容がグレードアップ
上記が一般的にある株主優待の条件です。
具体的な企業で見てみたいと思います。
(例)イオン(8267)
イオンは個人投資家の中でも人気のある優待の1つで、私が営業時代にも多くの方に保有していただきました。株主優待以外にも配当も出るのでお得に感じます。
2月もしくは8月の権利付最終日に100株保有で、イオンで買物した金額の3%をキャッシュバック
2月もしくは8月の権利付最終日に500株保有で、イオンで買物した金額の4%をキャッシュバック
2月もしくは8月の権利付最終日に1,000株保有で、イオンで買物した金額の5%をキャッシュバック
2月もしくは8月の権利付最終日に3,000株保有で、イオンで買物した金額の7%をキャッシュバック
上記にプラスして以下の長期保有制度もあります。
2月の権利付最終日で3年以上継続保有かつ1,000株保有で、イオンギフトカード2,000円
2月の権利付最終日で3年以上継続保有かつ2,000株保有で、イオンギフトカード4,000円
2月の権利付最終日で3年以上継続保有かつ3,000株保有で、イオンギフトカード6,000円
2月の権利付最終日で3年以上継続保有かつ5,000株保有で、イオンギフトカード10,000円
下記がイオンの株主優待の内容です。是非ご覧ください。
上記例としてイオンを取り上げましたが、株主優待の内容は変更となる場合がありますので、投資される際にはご自身のご判断でされるようにしてください。
権利付最終日とは?
上記で権利付最終日とは何なのかと思った方もいると思いますので、簡単に説明します。
上記で例になりますが、月の最終営業日(土日祝日を除いた日、つまり、カレンダー通りの平日)を含めて3営業日前の29日を権利付最終日(赤い文字の箇所)と言います。ではもう一つ例を出します。
この場合は、最終営業日の前日に土日祝日が2日ありますので、それを除いて3営業日前の27日を権利付最終日(赤い文字の箇所)と言います。
因みに権利落日は、権利付最終日の翌営業日になります。
株主優待ランキング
再掲載となりますが、下記ではランキングが確認できますので、興味がある方は是非ご覧ください。
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