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Honda FCにわかファン、ペンライトを振る(JFL第18節・ヴィアティン三重戦)

7月29日。時にしておおよそ15:20。私はHonda都田サッカー場の駐輪場で一人後悔に苛まれていました。

「なんぼなんでも早すぎた……」


それでも私はここに立つ

原因については多くは語りません。だが、結果として私は早すぎました。いや、相手チームのファンの方とかもいらしていた気がしましたけど、それが一層私の早すぎた感を高めておりました。

それでも来てしまったものは仕方がありません。まだ準備中のスタグルやお茶の配布ブース(この日はなんと先着無料配布があった)、この日初めて設置された(今後もあるかどうかはわからない)eスポーツ体験ブースを横目にしながらアスファルトの上をのんびりと歩きました。
早く来すぎたのは自分なのに、歩き回っても良い許可をくださったスタッフ様には、誠に感謝しかありません。

そんなこんなで時折スマホを覗いたり、バックスタンド側の入り口らしきところを見たりしながら、時はゆったり過ぎていきました。
Honda都田サッカー場は、はっきり言えば浜松市でも田舎に近い方にあります。そのせいか、とてものどかな場所となっております。
小規模スタジアムだからこそ、こういう場所に置けるのかもしれません(昨年、もし某三浦カズ選手を都田で迎えていたら……ゾッとする)

それでも16時前後になると横断幕を張っていたと思われるガチサポの方などが出て来て、にぎやかになり始めました。
その頃、私はeスポーツ……今回はサッカーゲーム(そりゃそうだ)を体験させて頂いてました。
結果は……普段ポチポチゲーにしか触れていない素人ゆえ、お察しです。むしろ、お相手してくださったブースの方に申し訳ない限りでした。でも貴重な体験でしたので、改めてありがとうございました

スタグル=スタジアムグルメ。プロのスタジアムだともっと凄いのかも?

16時30分。チケット販売開始時刻です。私はそのしばらく前から列に並び、販売開始を待っていました。
始めて来た時から変わっていませんが、私は当日券を一般で購入します(と、いうかHonda FCのホームマッチでは前売りがない)。その額、なんと500円。確か2020年頃に800円から値下げしたと記憶しています。なんたる太っ腹でしょう。プロに匹敵するとまで言われるチームの試合を、こんな安価で観られて良いのでしょうか。おそらく、会社の福利厚生も含んでいるからでしょうか。謎です。

ちなみにファミリーチケットなるシーズンチケットもあるのですが、こちらはなんと3,000円。しかも4名様までホーム戦全試合が観られます
今年はFC神楽しまねの脱退でJFLは15チーム。ホームアンドアウェイ制なのでホームゲームは14試合。単純計算すると3000÷4÷14≒53.57……。なんと、1人約54円でHonda FCの試合が観戦できます。恐ろしい。恐るべきまでに安いです。なんならみんなにも見に来てほしいです(ただしアクセスだけは勘弁な)

閑話休題。Honda都田サッカー場の恐ろしさ凄さについては、また別の機会に語ることとします。ともかく私はチケットを購入しました。さすれば、次にすることはスタグル――スタジアムグルメの買い物です(ダイエット中なので、あれもこれもとはいけないのですけど)
昔ながらの縁日の屋台ではありません。今やスタジアムには、キッチンカーが軒を連ねます(多分もっと前からだと思いますけども)。そして私は今回、こちらを購入しました。

ちゃーしゅうちゃおちゃん様のそぼろ丼。お値段にして900円。きちんと値段相応に美味しく食べられて、そこそこのボリュームでした。凄いです。
なお、Honda FCホームゲームのスタグルは、残念ながらホームページにおける事前予告と食い違うことがままあります。
なので、目星をつけるよりも現地の販売状況を見ることをおすすめします。あまり好きなチームの運営に文句はつけたくないのですが、こういうこともあるのでした。

試合の感想

さて、スタグルをいただきつつ事前練習やメンバー発表を経ると、いよいよ18時、試合本番です。気が付けば、駐輪場で路頭に迷ってから2時間以上が過ぎていました。

本日の相手はヴィアティン三重。Jリーグチームがない県の一つである三重県から、Jリーグを目指す一番手のチームです。前節までの順位は7位。上位戦線、そしてJ3への道が開ける2位以内に残るためにも、Honda FCに初勝利を挙げて弾みを付けたいところでしょう。

一方、我らがHonda FCは第15節で首位に立って以降も連勝は止まらず、気付けば5連勝の上に11戦負けなし。このあと待ち受けるサマーブレイク(照明のないスタジアムしかないチームもあるJFLは、暑い時期を避けるために8月頃に一月ほどの中断期間を挟む)を気持ちよく迎えるためにも、取りこぼしは許されない一戦です。

私のサッカー歴がほぼ皆無故に試合内容については多くを語りませんが、端的に言えば前節、レイラック滋賀戦ほどにはヒリつくことはありませんでした。(前節についてはこちらの記事参照)

いや、ホント前節の最終盤は攻められ通しで怖すぎたんです……。あまり比較は良くないのですが、率直な感想ですのでお許しください。

ただ、サポーターの数は多かったです。前節のようにこちらの応援がかき消されるほどではありませんでしたが、最後まで統制が取られておりました。しかしアレです。サッカーは応援で結果が決まるものではないのでした。

ともかく、結果は2-0でHonda FCの快勝。前半から押し続けたHonda FCが、後半見事に2ゴールを上げて押し切りました! これでとうとう6連勝。第3節と第5節、そぼ降る雨に不安を隠せなかったあの頃が嘘のような進撃です。素晴らしい!

ついに。

そして今年はここからがお楽しみです。前節から導入されましたが、Honda FCがないとゲームで勝利すると、Honda都田サッカー場の照明を落とし、ラインダンスに合わせてペンライトを振ることができるのです!

スタッフさんがペンライトを配る中、私も持参した(先走ってドンキで買ったなんて言えない)ペンライトを構えます。照明が落ちる寸前に中程で折り曲げ準備OK! 後はコールやドラムに合わせて目立たない程度に振り、Honda FCの勝利を祝いました。 いやあ、勝利って本当に良いものですね!

その後は照明が灯される中、ヒーローインタビューを聞きまして。お見送りの選手に声を掛けつつ、大変いい気分で家路についたのでした。
いや、本当に一度生で観てほしいですわ、Honda FC。仮に生で見れなくても、You Tubeにチャンネルがあるのでそっちで観てくださっても良いです。

ともかく。そんな願いを残して今回は締めます。長々とありがとうございました!

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