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転職の薦め

4月に入って、新卒入社組が満員電車を更に混雑させている新卒組の皆さんに向けて書きます。

まずは新社会人おめでとう。

この先、度胸のない人は読まない方が良い。目を背けたくなる現実を書くから。

夢と希望に満ち溢れる心持ちで入社したであろう人たち。この先、どうしようもない壁にぶち当たることになる。

学生のノリで仕事をしていては波に乗り遅れるだけで、社会人として落ちこぼれていく。

聞いていた話と違う。

思っていたのと違う。

そんな想いが必ず出てくる。そしてその嫌な部分が邪魔をして中々前に進めない。誰にでもある閉塞感なのに、自分だけだと思い込み、学生時代の友達のSNSを見たら皆楽しそうだ…。同期のあいつは上司から好かれてるけど、自分は嫌われてるっぽい…。

マイナス思考なんてのは、ドンドンと沼にハマるだけで、時間だけを浪費してしまう。

そこで「仕事変えようかな」となる。

まぁ転職することに反対はしないし、反対する資格は私にはないけれど、他人事で転職するとたいていは失敗するので1回は止めたい。自分が会社の選択を誤ったのがわかってからでも遅くはない。

私が1番愚かだと思うのは、マイナス思考になったときに自己啓発本やセミナー、あるいはハウツー本に頼ること。

自己啓発本なんて100%無駄。結局誰かの真似事をしようとしてるだけで、啓発されることなんて何1つない。

啓発本を読んで成功するのは、その本を書いた作者だけ。作者にお金を配ってるだけ。

私は子供の頃から伝記が嫌いで、例えばエジソンの伝記を読んで何を得るのかわからない。それはこの年齢になった今でもわからない。

エジソンは発明家とだけわかってりゃ何にも困らない。

営業で成績を上げるための本なんて、業界が違えば何の役にも立たないし、マーケットも違う。そもそも会社毎に営業手法が違うのだから適応できない。その書籍に書いてある方法がマニュアルになるのだとしたら、日本中の営業マンが読めばいい。だけどそうなると日本全国津々浦々全ての営業マンが成績優秀と言うことになる。

そんなことになるわけない。

新卒で入社して何かに頼るのは構わないけど、その頼ったものや人の真似ではなく、どこまで自分なりに咀嚼できるかで、その後は決まる。

そもそも「立派な社会人」とは何なのか?私から見たら毎月のサラリーで飯が食えているサラリーマンは全員立派。

自惚れるのとは違って、自分は自分の中で成功していると思えば良い。

そのうちに「もっと上を目指したい」とか「このままじゃ成長できない」と考える時が来る。

次を考えるのはその時でいいんじゃないかと。

年収500万の人は1000万を目指す。1000万の人は1億円を目指す。そう言うもんです。

そこで満足したら終わってしまう。だけど上を目指しても成功するとは限らない。その時に見聞きしたことを真似だけしても意味がないし、むしろマイナス。

まず自分がどうしたい、どうなりたいを自分の言葉で考えよう。

自分で自分の事を考えなくなるのが1番自分をダメにする。

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