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旅日記コペンハーゲン① 行くと決めたぞ編

コロナ明けたら海外行きたい

私は旅行、特に海外旅行が好きなのですが、ここ数年はコロナの影響で全然行くことができていませんでした。体が頑強なので、いけないという言い方はあまり正しくない可能性がありますが、とにかく長いものに巻かれて、自粛の雰囲気に身をゆだねておりました。

今年の初めくらいからは、海外行ってもよいという雰囲気に段々なってきていましたが、今度は円があまりにも最弱なので、なかなか踏ん切りがつかず、ゴールデンウィークも金沢旅行でお茶を濁していました。しかし、それでもついに8月30日~9月7日にコペンハーゲン、ストックホルムに行くことにしたのです。

高いけど行くには言い訳が必要でした

きっかけは夫でした。夫は今博士課程の学生なのですが、学会がコペンハーゲンであり、渡航費、宿泊費をある程度学会で持ってくれるというのです。私の分はもちろんでないので、最初は「いいなー。いってらっしゃーい」と口ではいいながら、嫉妬で狂っている感じだったのですが、学会事務局の宿泊調査のメールに「部屋はシングルかダブルか」「同行者の名前は」などの質問がありました。

私は日本の宿代は一人いくらという風に課されますが、ヨーロッパの宿代が主に部屋ごとに課されると思うことにしました。これはダブルルームと答えておけば、私の部屋代は出るだろうと思いこむことで、私も行くように回答してもらいました。(まだ、精算してないので、実際持ってくれるかはまだわかりません。)

夫は比較的ドメスティックタイプの人間なので、私が一緒に行くこと自体は歓迎してくれました。

欲が出てきて、旅行期間を延ばしたかったのです

行くとなったら、学会期間+数日の旅行にしようと夫を説得しましたが、それは難色を示されました。しかし、旅費も出してもらえるのにコペンハーゲンにたった4泊で行くやつなんて絶対いない(実際の学会参加者には結構いたみたいです)と強く主張しました。とにかく渡航費が一番高いので行ってしまったら、長くいないと損です。説得には力を入れました。

決め手は、やはり「航空券代」でした。今回、夫の学会が木、金、土、日の4日間、航空券が水曜夜日本発、翌水曜夜デンマーク発です。なんだか知らないのですが、水曜日発はべらぼうに航空券代が安いです。往路:火曜発、復路:日or月曜発と比べると10万円くらい安くなりました。(それでも往復20万円でした)。

学会側が旅費を「ある程度」負担してくれるとあいまいに言っていたのが効いて、夫も折れてくれました。私の分は自腹なので、これも助かりました。この航空券比較は海外出張の際、多少の自由時間の確保に有効だと上司が教えてくれた技術です。

こうして私は7泊9日を勝ち取ったのです。


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