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クソ雑魚サブカル日記 「コロナと検温機」


筆が進まない。
しかし、簡単な日記ならば書けるだろう。
そう思い日々の取り止めもないことをメモするようにした。


先週、とあるラーメン屋に行った。
コロナ対策のために消毒をし、それから検温機の前に立った。

「27度」

俺はマジマジとその数字を見つめた。
夏場だから体温が上がってるだけだが、これはどうすればよいのか。

どうしたらいい?という表情で店員を見ると、彼女は特に何も言わず俺を店に通した。


去年の冬も同じことがあった。

「24度」

おおよそまともな人間の体温とは思えない。
これは死人ではないか?

その時の店員はこういった。
「あ、大丈夫すね」

いや、大丈夫ではない。
俺はそう心の中で呟いた。

だがそう堅苦しいことばかり言っていると、社会は回らない。
どんな規則やルールもある程度は形骸化していく。

ただそれだけのこと。

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