家族な読書〜8月の読書結果〜
今月は家族や夫婦をテーマにしている本がほとんどだったので、テーマは家族!いつもは図書館で借りた本が買った本を上回るのに今月は同数。
さてさて、どんな読書になった?
買った本
うつくしが丘の不幸の家 町田そのこ
『氷室冴子をリレーする』に出演していた町田そのこさん。出版社が東京創元社だからミステリっぽいかも!?って思って手に取ったけど優しい系の小説でした。う〜ん、私としては物足りなかったです。ままならないことが多いけど何とか前を向いて生きて行こうっていうメッセージは伝わります。
ただ、一つ一つのエピソードが何だかできすぎていて話に没頭できなかったです。男性の家事や育児の関わり方もいい方向には最後まで行かない。(まぁ、現実もそうだけど)この点はもう少し希望を持たせた終わり方にしてくれると良かったな。
鈍色幻視行 恩田陸
やっぱり恩田陸さんの小説は面白いなと思わせてくれました。作中作である『夜果つるところ』は購入済みなので読むのが楽しみです。
家事か地獄か 稲垣えみ子
冷蔵庫なし、洗濯機なし、電子レンジなしで銭湯通いをする元・朝日新聞記者の稲垣さんの新作エッセイ。年齢・性別も世帯人数も関係ないので、家事に悩んでいる方ぜひ手に取ってみてください。
図書館で借りた本
涙雨の季節に蒐集家は、 夏に遺した手紙
涙雨の季節に蒐集家は、 あなたがくれた約束
うん、やっぱり『櫻子さん〜』に繋がりそう。いつ繋がるのか楽しみだよ〜。それにしても著者の太田紫織さんはワンコ好きですよね。作品に出てくることが多い気がする。犬派には嬉しい限りです。
忘れられた巨人 カズオ・イシグロ
なんだか最近、私の中でイギリスがブーム。ということで、ノーベル賞作家カズオ・イシグロさんの著作を読みました。歴史ものだから読みにくいかな?って思ったけどそんなことなかったです。
主人公は老夫婦なのですが当時の寿命って20〜35歳くらいだったそうなので、もしかしたらアラサーぐらいだったのかなと思うと感慨深いです。アラフォーなんて長老レベルだね。
まとめ
8月に読み切れたのは6冊でした。しみじみ感じたのは、読みたいなと思った本が図書館にないor予約待ちだったら買った方が良い!好みの本じゃなかったということもあるけど、読まなきゃそれだってわからない。待ってる間に気持ちが萎えちゃうこともあるしね。
家事に仕事に遊びにとなんだかんだ忙しい毎日。自分が読み切れる量の本ってそんなに多くない。一か月に買う本の冊数や値段の上限を決めればそんなに出費が増えることもないんじゃないかな?
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