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追い込まれないとできない

僕はこどもの頃から、切羽詰まらないと行動に移せないタイプだった。

夏休みの宿題や、課題、レポート、仕事の期日。

余裕で構えていたのに、期日が迫ると焦って来て、ようやく着手するといった有様だ。

このままではいけない!と割と早い段階で気が付いてはいた。

事前に計画を立て、その計画通りに事を進められる人を見ると、すげぇと素直に関心して、すげぇとは思うが、そうなろうと決意することはなかった。

追い詰められるが、結果的にはなんとかなっていたのだ。

これがいけない。

自分に甘い。

あまあま。

間に合いませんでした、ダメでした。

という経験がないから余計に、ギリギリでもできるから大丈夫じゃんと余裕をかますことになる。

しかし、人間は切羽が詰まらないと行動に移行できない生き物なのだ。

開き直りのように聞こえるが、仕方がない。

では計画通りに進行できる人は何が違うのか。

それは期日の細分化だ。

僕の場合、期日はひとつ。

最終の期日だ。

その期日にさえ間に合えばOK。

でも計画的な人は、最終の期日は僕と一緒。

でもそこに至るまでに、細かな期日があるのだ。

するべき業務を細分化し、ひとつひとつに期日を設ける。

それを着実に進めていくと、計画通りに事が運ぶというものだ。

あー難しい。

言わんとしていることはわかるよ?

でもね?

それを考えるのがまず手間だよ。

しんどい。

自分で作った期日って、なんとなくまだいけるかーって結局後回しになって、最終期日前に焦ることになるんだよなぁ。

本当に自分のこのなまけた性格が嫌になるよ。

そこで僕が到達したひとつの解決方法が以下の通りだ。

〇限られた仕事の時間内で全て行う。

はいこれだけ。

超簡単。

自分で決めた期日は守れないので、仕事ができる時間内に、全てを終わらせる気持ちで臨むというもの。

残業は許さない。

時間がまだある、と思うとその時間を計算に入れて怠けてしまう。

就業時間内の中でもその仕事に取り掛かれる時間は限られている。

その限られた時間をどう過ごすか、綿密に予定を組み立て、短期集中で取り組む。

時間の制約がある為、切羽詰まった状態を作りだすことに成功している。

自分で作った制約ではあるが、時間は自分では自由にできないので、いい塩梅になっている。

その限りある時間を最大限有効に活用でき、計画通りに事が運んだ時の達成感がすごい。

計画通りに事を運ぶ人はこの快感を知っているに違いない。だから取り組めるのだ。

怠慢な人に勤勉になって欲しいなら、この計画したことを遂行する楽しさを体験させることが一番の近道だ。

条件はなんでもいいので、セルフ切羽を使いこなせれば、君の評価はうなぎのぼり間違いなし。

さぁ自分で期日を設定して、計画的に生きるということにチャレンジしよう。

これは趣味にも言えることだ。

休日のスケジュールもきちんと立てる方が、集中して趣味に取り組み楽しむことができる。

一日延々とゲームをしていても、全て覚えているわけでもないし、残るのは疲労感のみ。

限りある時間をやりくりして楽しむゲームは格別だ。

時間に限りがあるので、プレイするゲームも厳選するし、プレイスタイルにも無駄がなく、洗練される。

だらだらゲームをするのはよくないぞ。

途中で、読書等を挟んでいこう。

集中力も回復するし、読書中もゲームしたいなぁと焦がれる時間を作るのも通だ。

計画的に物事を進めることで、仕事もプライベートも充実すること間違いなし。

※個人の感想です。いかなる効果も保証するものではありません。

一応この魔法の言葉を添えておきます。

ではまた。





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