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イイひとはラク

noteは優しい世界。
とよく耳にする。
僕は他のSNSをほとんどやらないので実感は薄い。
でも炎上しているような様子は見たことがない。
平和なのは確かなようだ。

ということはnoteクリエイターはみんな良い人なのか。

いや、そんなことはないだろう。

きっと極悪人のクリエイターだっているはずだ。

ではなぜ目立っていないのか。

それは良い人を演じることが簡単だからだ。


想像してみてほしい。
人に辛くあたることってかなり難しい。
良心が痛むから。
だから善人は悪人のフリをすることは難しい。
でも極悪人が良い人のフリをするのは簡単だ。

なんなら相槌をうち 話を聞くだけでも良い人を演じることができるだろう。

試しに極悪人風記事を書いてみたらいい。
たぶん書けない。
極悪人の経験がないから。
極悪人に悪さをされた経験も少ないから。
でも人に優しくされる経験は誰しも一度ぐらいあるだろう。
ドラマや漫画にもお手本がある

多くの人に記事を読んでもらいたい。
全クリエイターがそう思っているはず。

ならどうするか。

人のためになる記事を書いたり。
波瀾万丈な人生の記事を書いたり。
頭のなかの空想を小説として書いたり。

どれも読んでもらえる工夫をする。
極悪人だって承認欲求はある。
テキストワールドのnoteではいくら極悪人ぶったところでなんの脅威にもならない。
なら優しくするしかない。

簡単だしね。

これがnoteが優しい世界と言われるカラクリだ。
良い人を演じている人が多い。

さて、極悪人を炙り出すにはどうするか。

え?
わざわざ炙り出す必要はない?
ノンノン。
ただの暇つぶしだよ。
べつに捕まえてどうこうしようとは思っていない。

テキストだけをみて判断することは難しい。
質問しても正直には答えてくれないだろう。

ではどうするか。

ひとりひとりが身の潔白を証明するしかない。
私は極悪人ではありませんと証明する。
いったいどうやって。
それは極悪人のフリをしてもらえばいい。

先に述べた通り、善人は悪人のフリをすることが難しい。だから良い人が演じる極悪人はきっとチープでありきたりだ。
一方 極悪人はきっと自分でも気づかないうちに生々しい描写をしてしまうに違いない。

まぁでもはっきりとは判別できないだろう。
それは仕方がない。
なんとなくこのクリエイターは極悪人だな と思ったあなたはどうする?
断罪するかな?
いやきっとしないよ。
だって、あなたはきっとその記事に釘付けだから。

だってその極悪人の記事は自分には決して書けないから。

おや、ということはあなたがスキでフォローしている人は実は極悪人だった なーんてこともあるかもね。

おーこわ。

ん?僕?
そりゃもう極悪人だよ。
noteで良い人の皮を被った極悪人だ。

フフフ。

でもあなたたちに何かできるわけじゃない。
害をなせない。

極悪人 − 害 = 善人

ということでnoteでは僕は善人らしい。

よかった。

noteの世界は今日も平和だ。

ではまた。

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