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物語の魅力を知れ

スマホ全盛期の今、読書がたまらなくスキというひとは少ない。
なぜ読書は人気がなくて スマホは人気があるのか。

出来ることの量や質がまったく違うので一様に比べることはできない。
でも「スキマ時間にすること」で限定すればスマホを見るか本を見るかは 対して差がないように思う。

でも大部分のひとはスマホを見る。

本を持ち歩くのが面倒?
わかる。でも電子書籍をスマホに入れられるよね?

読みたい本がない?
スマホで見てるものってそんなに見たいモノなの?

言い訳はやめよう。
本の楽しみ方がわからないと素直に認めよう。
僕もそうだった。

もし読書が苦手と思っている人がいれば、それはあなたが読書を情報収集のいち手段と思っているからかもしれない。

娯楽としての読書を知らないだけかも。

小説、物語を読もう。

え?
読んだことぐらいある?
そりゃそうだね。

でもその本って自分で選んだ本だったかな?
流行っているからとか、人に勧められたからとかじゃなくて?
そうやって読書の幅を広げていくのはいいことだと思う。

でもそれじゃあスマホの誘惑には勝てない。

物語はスマホみたいに必要な情報はすぐには出てこない。
恋人はすれ違うし、謎はどんどん深まっていくし、人は次々と死んでいくかもしれない。

クライマックスまでの道のりはながい。

最後まで読んでも結局何が言いたかったのかわからないかもしれない。
でもこの長い道のりを歩いたからこそ、読了後の余韻を楽しむことが出来る。

これはスマホではできないことだ。

スマホはサクッと情報収集にアクセスできたり、自分のスキなものにすぐに触れられることが良いところであり 抜け出せない大きな要因となっている。

読書は時間も掛かるし、色んな伏線を回収しながら長い道のりを歩くため頭も使う。

人気が出ないのも頷ける。
でも人の想像力に触れるのは楽しい。

さて、うだうだ読書の素晴らしさを語っても仕方がない。

具体的にどう楽しむのか伝えていこう。

読書習慣がない人は
スキなジャンルを探す
その中でスキな作家を探す

はいこれで終わり。
簡単かんたん。

義務教育を終えたあなたは特別な訓練なく文章を読むことができる。
だからスキなジャンルと作家をみつけることが最優先事項だ。

スキでもない小説を読むのは辛い。
人気だからとか流行っているからとかどうでもいい。
好きなジャンル、好きな作家の本を読む。

その為には多くの本を試さなくてはいけない。
ここで大部分の人はふるい落とされてしまう。
実にもったいない。
まだ読書の素敵な部分に触れる前に辞めてしまっている。


ここで、小休憩。
読書をさらに楽しむ小手先テクニックを伝授しよう。
僕はホラーやミステリーがスキ。
天気や気温によって読む本を変える。
天気の良い日に読むホラー小説よりも 雨の日のホラー小説の方が雰囲気が出ていい。

寒い日には雪山での殺人事件の話なんていいよね。
暑い日には夏に行われる奇祭で事件がッ!なんて話もいいよね。
夜遅い時間にはじっとり忍び寄る系ホラーがいいよね。
主人公が好きな飲み物を飲みながら読むのもいいね。
本の雰囲気に合わせた環境で読むという小手先テクニックでした。
小休憩終わり。


さぁ情報収集の読書は一旦脇において、物語に没入しよう。
読書は、読む場所も時間も速度もキャラの声色も自由自在だ。

物語というのは人間模様が描かれる。
それはフィクションの中でもリアルに描写される。
そういうキャラクターの人は現実にも必ずいる。
そういう人を知るというのは教養を深めるということに繋がるのではないだろうか。

ほら、あなたのスキな 情報を得る読書は小説でもできる

楽しみながら教養を深められるチャンス!
好きな作家を見つけて、作家買いをして出版業界を盛り上げよう。

子どもの夢のベスト10に作家が入るような未来がくるぐらい作家には儲けて欲しい。

さてここまで読書について書いてきたが、僕はとんでもない間違いを犯したかもしれない。

ここnoteは主にテキストで自己表現をする場。
読む人もクリエイターもある文章を読むことに抵抗の少ない人の集まる場所。

そんな場所で読書について語るなど笑止千万。
愚の骨頂とはこのことか。

でもここまで書いたのだから投稿する。
もったいないお化けがきちゃうから。

ではまた。

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