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誰か本物の時間術を作ってくれ

僕は暇の多いこども時代を過ごして来ました。

その暇を埋めるために漫画を読んだり、ゲームをプレイしたりの日々でした。

決して勉強に費やされることのない暇時間。

やるべきことをやらずに暇と思い込む、魅惑の暇時間。

大人になってから想い返すと、なんて贅沢な時間の使い方なんだと惚れ惚れします。

そんな僕も世間ではすっかり大人の30代半ば。

なっかなか暇な時間がない!

何かを犠牲にしないと生まれない。

そうして捻出した約1時間、それは決して暇時間ではない。

暇なわけじゃないけど、趣味に当てても支障のない時間とでもいいましょうか。
なんというか落ち着かない。
ゲームなどしていることに罪悪感すら感じる。

もっと何も考えない暇な時間がほしい。

1日にトータルで考えれば小さな暇時間はそれなりにあります。

でもね、ゲームとか読書とか映画とかってある程度、まとまった時間がないと楽しめないですよね。

昔はゲームの発売日にプレイ時間10時間なんてあたりまえでした。(今は時間があってもそんな体力はなさそう)

「時間がない」という怒りを感じるほどの焦燥感。

働いて、お給料をもらっても時間はない。

おぉ嘆かわしい。

そこでやっと時間術の登場です。

そらもう沢山の本を読みました。

いっぱいありますね、時間管理の書籍は。

それだけ悩んでいる人が多いということか。

そして、どの本を読んでも、根本的な解決は出来ないと判明しました。

どの本も24時間の限られた時間のやりくり本なのです。

いわんとしていることは解ります。

でもそれは時間術ではなく時間管理術です。

時間術というのは、時を止めたり、遡ったり、増やしたりするものです。

あぁ誰か時間術を開発してください。

まずは1日26時間あたりから試していきましょう。
この26時間が僕だけというのはちょっとイメージできないので、皆平等に26時間になるでしょうか。
仕事の時間がのびそうやな。


では時間を遡るのはどうか。
これは僕の記憶が保持されていればかなり有効な手段になりえます。
本屋で立ち読みをして、時間を遡れば立ち読みをしていないことになり、僕の頭には本の内容がバッチリと。
でもせっかくプレイしたゲームのデータが残らないのは辛いですね。
これも完璧ではない。
そして、記憶を保持しているということは、僕だけ時間の逆行の影響を受けないということなので、僕だけ歳をとっていきます。
なんだか嫌だな。

最後に時間を止めましょうか。
僕だけが動ける時間。よく漫画とかにありますよね。
でもきっとモノの時間は止まっているので、本のページはめくれないし、ドアは開かないし、ゲームももちろんできない。
そんなモノが停止した世界で、酸素はどうなっているのか。
呼吸できるのかな?
たぶん出来ないよね?
じゃぁ時間を止めていられるのは息を止めていられる間だけ。
役立たずめ!

誰か融通のきく、暇時間を作る時間術を開発してください。
おねがいします。
できたらコソッと教えてくださいね。


ではまた。


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