えらいのはどっち?
えらいは「偉い」です。
しんどい、たいへんの「えらい」ではありません。
ある不良な少年Aが更生して立派な社会人になりました。
もう一方の少年Bは悪いことをせずにまじめに生き、立派な社会人になりました。
さてどちらがえらいでしょうか。
悪さをしていた分マイナススタートの少年Aは周囲からえらいねぇと褒められます。
少年Bは特に目立つことなくまじめに生きてきたので、少年Aと同じ会社に入社してもまぁ昔から真面目だったもんね。と特に褒められることもありません。
なんだか不公平ですよね。
どっちがえらいか。
ビシッと決めることは難しいでしょう。
個人の能力にもよるでしょうし。
でも風潮としては更生した、ということがえらいと言われていることが多いように思います。
いや、えらくないやん。
悪いことをしていたんだから。
まじめに生きてる人が一番えらいに決まってる。
これと同じことがダイエットでも言えます。
太っていた人が痩せるとすごいね!痩せたね!
と褒められます。
でも初めからスリムなひとは?
スリムなことがさも当たり前のことだとして何も言われません。
どちらがえらいか。
もちろんずっと体型を維持しているスリムさんですね。
太るということは怠惰な生活を送っていたということ、そこから脱したことはたしかに良いことだと思いますが、はたして人から褒められるようなことでしょうか。
太るもの痩せるのも自己責任。
他者がえらいのどうこう評価することではありません。
だれが一番えらいのかというと、良いと言われていることをコンスタントに続けられる人のことです。
残念ながらぼくはえらい人にははいらないようです。
えらいのはどっち?
と聞きながらこんなこというのはあれですが、えらくなる必要はまったくありません。
みんな自由きままなに生きればいいのです。
自分の中で一番えらいのはもちろん自分です。
ぼくがいちばんえらい。
えっへん。
えらいのはどっち?
答えは僕がいちばんえらいです。
ひとの評価はきにせずいしましょう。
ではまた。
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