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まだまだ知らない言葉は数知れずワクワクは続く

最近、本を読む機会が格段に増えている。

読書を通じて思うのは、知らない言葉がまだまだあるということ。

結構な冊数を読んでいてもご新規さんが現れる。

どちら様ですかねと読む手が止まる。

調べて意味を理解し、語彙が増える。

読書っていいね。

オーディオブックで本を聞いていて「しゅはり」という言葉が出てきた。

聞きなれない言葉に一時停止。

Googleに聞いて見る。

守破離」と書くらしい。

調べてみると
「守破離(しゅはり)とは、日本の茶道や武道などの芸道・芸術における修業における段階を示した言葉です。学ぶ姿勢や順序、成長する過程や流れを表した言葉で、段階的に進化していくこと、そして基本に忠実でいることの大切さを表しています。」

とのこと。

」は教えられたことを忠実に守るり、身に着ける段階。

」は今までの教えとは別の教えを学び、良い部分を取り入れ、発展させる段階。

」は教えから離れ、独自に新しいものを構築して確立させる段階。

だそう。

3人揃って成長戦隊守破離!なんだかヒーロー見たい。

リーダーはやっぱり「」だね。

音の響きがいいよね。しゅはり。

何語?って感じ。

古い言葉なのに、新鮮な感じ。

さて、せっかく覚えた守破離を日常的に使ってみたい。

守破離を交えた会話を想像してみると、かなり鬱陶しい人物になりそうだ。

「あー君の今の現状は守破離で言うところのだね。精進したまえよ」

「え?それでのつもり?からやり直した方がいいんじゃない?」

「守破離のの時ってつい調子に乗っちゃうよね。今の君みたいに」

ダメだ。

守破離の褒め言葉としての使い方がわからない。

嫌味しか言えない。

性格の悪さが全面に出ている。

安心してください、思っていても実際にはこんなこと言いませんよ。

無理やり褒めてみよう。

「まだまだかと思っていたが、いつの間にかにまで達していたか、素晴らしい」

ウザイ。

必殺拳法「シュハリ拳」をお見舞いしてやりたい。

守破離を日常的な慣用句として使うことは諦めよう。

各々が、今自分の置かれている状況が守破離のどの段階なのかを把握することで、今するべきことがわかる。

これが守破離の正当な使いかたではないだろうか。

読書をすることで、新たな語句を学び、使い方を考える。

なんて良い暇つぶしなのか。

新たな発見の為に、色んなジャンルの本を読もう。

ではまた。


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