見出し画像

心を傾ける。

私のおばあちゃんは、熊本の八代の人で、方言がキツくて、
大阪育ちの私は、何を言ってるのか、よくわからなかった。

でも、親戚のおじさん(おばあちゃんからしたら息子)は、本当に、よく、理解していた。

私「おじさん!すごいね!なんで、なにが言いたいかわかるの?」

おじさん「それはね、相手にどれだけ心を傾けるかだよ」

私は、この言葉が、ブッ刺さった。

当時21歳の私。

うおおおおお。。

おじさん、、、、カッケェ。。。。

そうか。
相手が何をしたいか、伝えたいかは、心を傾ければわかるのか!!(単純)

そうなんですよ。
わかるんです。

心を傾けると。

自分に、心が傾いてたら、相手は見えない。


例えば、常連のお客様から、クレームの電話がかかってくるとする。

◎お客様に心を傾けている場合◎

その方との関係性を思い出す。
その方との、会話を思い出す。

そうしてから、
お客様のお話しされている内容を真摯に受け取る。

「このお客様は、こうして欲しかったのかな。。。ご希望に添えなかったな。。
申し訳ないな。。。」

と、心からの謝罪ができると思う。

◎自分に心が傾いている場合◎

前提に、「私は、悪くない。怒られるのは嫌だ。人からの評価が下がるのは嫌だ」

などなどが、入ってきます。

そうすると、お客様の話は、偏って耳に入ってきます。

自分の正当性ばかり、主張したくなります。

お客様のお話を最後まで聞ききれなくなります。

お客様が、お優しい方の場合、不信感は募ったまま、
気持ちを飲み込んでくださいます。

(ああ。。。いい人)

「もうあそこにいきたくない」

クレームと言う名の挽回のチャンスを下さったのに、自分に心が傾いていると、台無しになります。(おばか!

そして、いつの間にか、いなくなります。(こわ



目の前の人に、
心を傾けると様々な事が見えてきます。

真の、欲求が、見えてきます。

オブラートに包まれた言葉の中身が見える。

そうするとね、ミスコミュニケーションが減る。

お客様の欲しいものを、欲しい言葉を、プレゼント出来る。

言葉にならない思いを、汲み取るのが、私たちサービス業の仕事だと思っている。

そして、それがパートナーなら

愛されてる事にも気がつける。

「コーヒー飲む?」

の一言の裏側が汲み取れる。

そうするとね。

人間関係って、一方通行じゃなくなる。

うまく、循環するんです。

なんだが行き詰まりを、感じたら、相手に心を寄せてみて。

辛いのは、気のせいかもしれないよ。
何言ってるかわからないのは、自分の心しか見てないからかもしれないよ。

なんとなーくでいいから、相手の立場に立ってみると、見えてくる気がするんだ。

そしてさ、見える訳ないんだよね。(どっちやねん

でもさ、見えないけど、立場に立ってみたり、
どんな気持ちでいるのかなって、想像するだけで良いと思うんだよね。

相手のために、心を動かすってことだよね。
それが、心を寄せるってことかなって、思う。

私の場合なんだけど、それをすると、人生開けてくると思っております。

サービス業の場合はとくに。

だって
そんな風に、対応されたら、すごく、嬉しいじゃないですか。

「大切にしてくれてありがとう」って思えませんか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?