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カンピロバクター🦆

みなさんこんばんは。
京都祇園の壹錢洋食 本店で食べたお好み焼きは少し辛くてクセになる味でした。
どーもMittsuです。

今日は、カンピロバクターについて話します。
培養検査で確認するとカモメが飛んでるような螺旋上の細菌です。

カンピロバクターの特徴

古くは牛や羊の流産の病原菌として知られ、
ヒトへの関連については、わが国で1979年に保育園での集団下痢症状例から初めて本菌を検出し、これ以後、わが国でも本菌は食中毒菌として位置づけられるようになりました。

カンピロパクター属は、家畜、家禽、ペット、野生動物、野鳥等の動物の腸内に分布しています。

特に、トリ、ウシでは、カンピロバクター・ジェジュニの保菌率が高く、
ブタでは、カンピロバクター・コリの保菌率が高くなっています。

家畜や家禽が高率にこの菌を保菌しているため、畜場、食肉処理場、食肉販売業での処理過程での汚染により、市販生肉からも本菌が検出されています。

この菌は、らせん状をしたグラム陰性の細菌で、好気的には発育しないし、嫌気的にもほとんど発育せず、酸素が5~15%程度含まれる微好気的条件で良く発育します。

なお、本菌の食中毒発症に必要な菌数は100個前後です。

原因は?

・肉の生食や不十分加熱による摂取
・食肉からの二次汚染、動物(鳥類など)のふんによる汚染により、食肉や飲料水、サラダなどの食品が原因となります。

症状が出るまでの期間(潜伏期間)は?

1~7日で潜伏期間が長いのが特徴です。

症状は?

・腹痛、下痢、発熱が主症状である。
(発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛等の前駆症状があり、その後吐き気、腹痛も見られる。
・下痢は1日10回以上に及ぶ場合もあります。
・発熱は多くの場合37℃から38℃台です。

予防のポイント☝️

・熱や乾燥に弱いので、調理器具は使用後に良く洗浄し、熱湯消毒・乾燥する。
・加熱不十分な食肉やその臓器あるいは食肉等の生食を避ける。
・食肉からサラダ等への二次汚染を防ぐための注意点
(1)生肉を取り扱う調理台と完成した料理を置く調理台を離して設置する。
(2)生肉を取り扱った後は、十分に手指を洗浄する。
(3)盛りつけ作業には、使い捨て手袋を使用する。
(4)相互汚染を防止するため生肉は専用の蓋付きの容器に入れるかラップを掛ける。

・未殺菌の飲料水、野生動物の糞等で汚染された貯水槽水・井戸水・沢水を飲まない。(必ず塩素消毒や煮沸消毒をすることが重要。)
・未殺菌の牛乳を飲まない。
・小児ではイヌやネコなどペットからの感染に注意する。

以上、カンピロバクターについてでした。
それでは、おやすMittsu💤

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Mittsu
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