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下痢に関する大腸菌

みなさんこんばんは。
洋風レストランのカツランチがたまらん!ポテトサラダも美味でした!
どーもMittsuです。

今日は、大腸菌について少し話したいと思います。

大腸菌は、人や動物の腸管に常在菌として存在し、通常は病原性はありません。

しかし!
いくつかの大腸菌は「」に対して病原性があり、
これらは総称して下痢原性大腸菌(又は病原大腸菌)と呼ばれます。

下痢原性大腸菌は、次の5つのタイプに分類される。

下痢原性大腸菌の種類と症状

腸管病原性大腸菌(EPEC)
  症状:下痢、腹痛
     サルモネラ属菌とよく似た急性胃腸炎を起こす。
腸管侵入性大腸菌(EIEC)
  症状:血便、腹痛、発熱
     腸の細胞内へ入り、赤痢のような症状を起こす。
毒素原性大腸菌(ETEC)
  症状:激しい水様性の下痢
     エンテロトキシンにより、コレラのような症状を起こす。
腸管出血性大腸菌(EHEC)
  症状:腹痛や血便
     ベロ毒素により、出血性腸炎を起こす。
     ベロ毒素産生性大腸菌(VTEC)とも呼ばれている。
腸管集合性大腸菌(EAggEC)
  症状:散発的に下痢
     腸の細胞に付着し、エンテロトキシンを産生することにより症状を起こす。

原因は?

人や家畜が保菌している場合があります。
これらの糞便に汚染された「食品」や「手指」からの二次汚染により、あらゆる食品が原因となる可能性があります。

症状が出るまでの期間(潜伏期間)は??

腸管病原性大腸菌(EPEC)・毒素原性大腸菌(ETEC)
・12~72時間
腸管侵入性大腸菌(EIEC)・腸管集合性大腸菌(EAggEC)
・1~5日(3日以内がほとんど)
腸管出血性大腸菌(EHEC)
・4~8日

主な症状は?

腹痛、下痢、発熱(38℃~40℃)おう吐、頭痛などが主症状です。

予防のポイント☝️

・生野菜を食べる際はよく洗いましょう!
・食肉は中心部まで十分加熱しましょう!
・調理器具や手指は十分に洗浄・消毒しましょう!
(ご家庭では消毒はあまりしないことが多いと思いますので、なま食の調理後は入念な洗浄をしましょう)
・井戸水などにも病原菌が混入していることがありますので、使用の際は注意しましょう!

以上、本日は下痢原性大腸菌についてお話しました。
それでは、おやすMittsu💤

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