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沖縄=綺麗な海 ではない。一番身近な海の現実 


現在、専業主婦兼ね、求職活動中のニート歴4か月目に入る。
私は、3年前にyogaに目覚めてからというもの健康意識が芽生える。


今はお仕事が無いため、息子を保育園に送った後にウォーキングをする。


テレビでも「熱中症で死亡」「〇〇市で最高気温」との報道が話題だから
朝から沖縄でウォーキング?とビックリする方もいるだろう!


しかし、私の住んでいる市内にあるビーチはウォーキングに最適!
特に朝9時ごろは、海のそばの歩道は、ほとんどが日陰で
海のそばなので、風も涼しく思ったより快適である。


綺麗な海を見ながら2キロくらい日陰で歩けるので、
私にとっては、運動するのに絶好のスポットなのだ。


さぁ、このビーチに通って4か月目になるわけだが、ずっと気になっていた。
左手に海を感じながらウォーキングをしていると、右側には沢山の植物がある。


植物の周辺には、ウォーキングをする度にゴミがあった。
ビーチの隣には、大きなホテルもたっている。


ホテルから見ると、確かに最高な景色なんだろう。
でも、観光客が散歩をした時にここを通ったら、本当に綺麗と思うだろうか。


なんだか、恥ずかしい気持ちになった。
どうして、こんなに綺麗な海の隣にゴミが落ちているのか、、
どうして、雑草がこんなにも伸びきっているのだろうか。


こんなにも美しい海があるのに、
市内の人々は何も思わないのだろうか。
ビーチで働く人やホテルで働く人は、この現実を知っているのだろうか。


私はこの4か月、ウォーキングに来るたびに、今度は袋を持って来よう!
そしてゴミを拾ってみようと言い聞かせてはいつも忘れた事を理由に
目を逸らしてきた。


行動に移すまでに4か月もかかってしまった。
でも、今日は左側の海は見ないことにして、右側にゴミが無いか確認しながらウォーキングをすることにした。



朝は、いつも1、2台は車が停まっているが、今日は1台もいない。
車を歩道に停めて、いつものようにBoseのヘッドフォンをつける。

この前、DAISOで買った、携帯ポリ袋を取り出した。
思ったよりも、めちゃめちゃ小さいなぁ~と思ったが
とにかく少しでも、ゴミを拾えればいいかな。
水筒のお水を一口飲んで、車を降りる。


今日も暑いな~しかし、日陰に入ると涼しい~


2キロ程ある歩道だが、半分もしないうちに
すぐに携帯ポリ袋に収まらなくなった。やっぱりな~


と思ったら、いい所に「ポリ袋」のゴミが捨ててある
破れてはいるものの、もっとゴミを拾いたくなった。
破れたポリ袋にゴミを集めていった。


ゴミを拾って歩いているとおじぃ~に話しかけられた
「歩きながら、ゴミ拾ってくれて、ご苦労さんだね~」


「ずっと歩きながら気になっていたので~」
と当たり前にやってます。という事にして、答えた。


長い間、仕事してないし久しぶりに見ず知らずの人に感謝された。
なんだか、いい気持ち。


日陰になっている2キロ先の目標地点に到着したら、今度はカマを持ったおじさんに話しかけられた。


「私もいつも釣りをするから、ゴミを拾ったり伸びた草を刈ったりしているよ。あなたみたいに、優しい人がいてくれて嬉しいさぁ~」

確かにおじさんが居た周辺だけ、草が刈られており綺麗だった。
「実は、今日拾ったゴミを向こう側に1か所に集めたんだ。
それも持って行ってくれたらうれしいな~」


私は喜んでゴミを集めた。

「海はみんなのものだからね。協力してみんなで綺麗にしたいよね」
おじさんは言った。

本当にそうだよな~ここの市民も、そう思ってくれる人が増えてくれるといいな。


オジサンと話せたので、さっき外しておいたヘッドフォンを元に戻す。
Prime musicで音楽を聴いていたらランダムで偶然にもMongol800が流れている。

曲名は「矛盾の上に咲く花」
元々は、戦争に関する歌詞だと思うが、今の状況に少々ハマる歌詞があったので、紹介したい。

誰のせいだとか関係ない
気にするヒマがあれば笑いなさい
美しい空の青海の青
この島すでに
悲しき日本色
この小さな島に溢れていた
おばぁの笑顔も涙で歪む
心からみんなで歌える
国の歌なら楽しいかもね

平和願い叫ぶ前に
これ以上自然を壊さないで



ゴミ拾いをしている時に、偶然に耳に流れてきた
「これ以上自然を壊さないで」という歌詞が私の心を動かした。


よし!最近、はじめて友達に紹介してもらったnoteに
今日の事を記事にする!
もっといろんな人に伝わりますように。

ステキな海を守りたいと思う人が増えますように。


明日もまた、ゴミ拾い兼ねウォーキングに行ってみる。
今度は、大きなゴミ袋を持っていこう!










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