「仕事ができる人」を考える(1)
頭の中が見える人(見せる人)
理系の研究開発職は、新規テーマ(会社に知見があまり無く社内にHRGできる人がいない…)で何か疑問が出て来た時、世界中の論文を読み漁る。読んで自分なりに解釈し、疑問を解決しながら開発を進める。
ここで仕事ができる人は、その過程と結果をアウトプットできる人。「あの人なんかずっと論文読んでるな。で、何に悩んでるんだろう?何が分かったんだろう?」と周りに思われない人。
研究開発職はとにかく計算することが多い。プロセス計算やLCA(環境負荷)の計算など…。この計算にはExcelを使う。ここで仕事ができる人は、他の人が理解できる計算シートを作れる人。「この式は、この係数は、この数字の根拠はどこから来たんだろう…」と見た人に悩ませない人。
頭の中で考えたことを、アウトプットし、周りに見せれる人は、良い意味でプライドが高くなく、チームワークを尊重する。さらにサービス精神も強い。頭の中を隠したがる人は、その逆であることが多い。
そう考えると、仕事をする時、まずは仕事のやり方ではなく、自分のあり方を考える、振り返ることが大事なのかも…と今更ながら考えている自分がいる。
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