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freeeとぼくの(約)6年間

こんにちは。こんばんは。おはようございます。
freee カスタマーサクセス さえっきーです。
freee Success Advent Calendar 2022 も先週から始まり、5日目になりました!

私は何をしている人か?

freee株式会社 カスタマーサクセスに所属しています。
その中でも私が所属&担当している領域は「ハイタッチサクセス」(プロジェクト型の導入支援/サポートを行うチームに)になります。

各社各様のお客様ニーズとプロダクト提供価値を結びつける「ガイド役」といったところでしょうか。

現在ハイタッチサクセスとしては2年半を超えてきたころになりますが、
直近では「freee経理」プロダクトのリリースに合わせ、
プロダクトの運用/設計を支援する導入支援プロジェクトの方法論開発と実際の支援を行っています。

なぜ?何を?書こうと思ったか

表題の通りなのですが、私は2017年3月入社の6年目。あと3カ月で7年目。

先日、ハイタッチサクセスの部門オフサイト(=1日みっちりミッションについて議論する合宿)のアイスブレイクで「ハイスピード自己紹介」を行いましたが、どうやら私は部門最も社歴の長いメンバーであることに気付きました。

日常生活の時間軸に合わせてみたときに「小学生」から「中学生」へと
変化したあの頃を思い出しました。
この触れ方だと卒業文集のようになってしまいますね(笑)

まずはこの6年間を振り返り、自分自身の今後を考える&freeeにご興味を持っていただいている/これからfreeeに触れる機会のある方に
より親近感を持っていただけたら
。と想い、そんなnoteにしたいと思います。

(以下、6年間を小学生に準えての記載になりますが乱文/稚拙な表現あるかもしれませんが、温かな目線でお付き合いくださいませ)


見出し:1-2年生(低学年)の補足画像
担当プロジェクトのお客様訪問&見学時の写真

1-2年生(低学年)

■この時期は何をしていた?
freee会計エンタープライズプランのサクセス立ち上げ時期でのfreee入社。
ERP、連結決算ソフトウエアメーカーでのセールス8年間からのプチキャリアチェンジでした。

当時リリース直後のプランであり、IPO準備や上場企業さまからのお引き合いも多く、プロジェクト型の導入支援をメンバー一丸でゼロから立ち上げ。
(※いまやっていることの礎になっているはず)

■この時期のfreeeはどんな時期?
私の従業員番号から考えると、今のおおよそ1/5の規模。
「クラウドERP」を引っ提げ、従来の個人事業/スモールビジネス層から、
上場や大企業へのフェーズを迎えるSMB層へとお客さま層の拡大展開を開始

■自分にとってはどんな時期だった?
体感速度:時間が瞬間速度で過ぎ去った

 Lこれがベンチャーなのか!!というカルチャーショック
 Lプロダクト立ち上がり時期の怒涛と波乱の日々

気付き:これまでの経験は「武器」にも「バイアス」にもなる
 
L私はIT×バックオフィスツールのバックボーンではあるが、
  最初は経験をある程度活かせると思っていた(が、そうではなかった)
 Lバイアス沼にはまった瞬間、身動きが取れなくなった・・・
  アウトプットイメージやそのためのアクションも見えなくなった(涙)

身に付いたこと:素直になり、がむしゃらに向き合う
 
L自分の現在地を知る。とにかくジャーマネ(※)・メンバーに壁打ち。
  期待値を知ること。何が満たされ/何が必要なのかを知る
 L「分からない」ということを自分で赦す。
  この感覚を身に付けるまで大変。「背伸び」や「知ったかぶり」は
  身を亡ぼす(=素直に言おう/生きるがfreee人生での学び)

※ジャーマネについては、過去に当社平山が力説しておりますのでご参照ください

と、約2年間はここで終わり、中学年を迎えることになりました

見出し:3-4年生(中学年)の補足画像
セールスチームのメンバーが書いてくれた似顔絵

3-4年生(中学年)

■この時期は何をしていた?
ちょうど事業年度の変わり目でサクセス→インサイドセールスへの異動。
freee会社設立」をはじめとした、法人登記準備のお客さまへの登記支援~
バックオフィスツール(freee会計/人事労務)を提案する役割に。

(余談①)今思い起こすと結婚し、人生のフェーズの変わり目でもあった

2020/4から再度サクセスへ異動。主に初年度のお客さまへのご契約初期の
設定支援や運用提案をオンラインで実施する「インサイドサクセス」の
オペレーション整備、活動KPIの設計とチーム作りに奔走していた(はず)

■この時期のfreeeはどんな時期?
なんといっても、この時期の一番のイベントは2019年12月の上場。
おめでたい雰囲気から、一変しコロナ禍への突入。。。
リモート勤務への移行とfreeeだけではなく世界全体の日常が
大きく変化した時期でした。

■自分にとってはどんな時期だった?
体感速度:最も時間を長く感じた(包み隠さず・・・辛みの)時期

 L(セールス)実績とサクセスの狭間に揺れる時期。
  お客さまの期待値とプロダクトGap(難易度)との心の戦い。
  あえて、売らないことの苦しさも経験。
 L(サクセス)チーム運営の難しさ。
  freeeで初めて、プレイヤーとしてではなくチーム運営を経験した時期。
  長く/手探りの「サクセス難易度」、リモートの「心理的不安との戦い」

気付き:仕組化すること・道筋を示すことで人は安心する
 
Lセールスとサクセスチームの運営で気づいたことは
  お客さまもチームメンバーも「人」であり、不安の根幹は
  何も分からない状況が続くこと。
 L事例①freeeを使えないかもしれないお客さまにはその先を提示する
  ①シンプルな運用を提案 ②しばらく試す ③運用判断
  この提案工程と③で難しそうな場合の選択肢をあらかじめ共有する。
  これのおかげで、お客さまも構えなくなった印象
 L事例②入社するメンバーへの「インプット」と「ゴール」を提示する
 
 とにかくこの時期はすべてがリモート前提。そんなことを
  予想していなかったので、知識インプットは仕組化していなかった。
  日々のコミュニケーション方法も未整備で不安だらけ。
 (当時Joinのメンバーにはお詫びしたい気持ち)
  ということで、1か月で仕上がる「育成カリキュラム」を作成!!
 
この「育成カリキュラム」は後輩(hiro)がこの後さらにアップデート!
今でも少し形は変わりつつ大事なコンテンツになっています
彼の過去投稿はこちら

身に付いたこと:0→1で仕組みを作ることと大切さ
 
Lこれまでの社会人経験では仕組みが仕上がっていることが大半で、
  何もないこと(状態)にいきなり直面するとはなかった。
  おそらくこれは先輩たちが整えてくれていたからだろう。
  とこの時ほど、これまでの先輩に感謝したことはなかった。
 L加えて、ものを作る難しさもまたこの経験から得られた感覚。
  「誰でもわかる」がとにかく大事。自分目線だけでは届ききらない。
 
と、長くなってまいりましたが、これで最後のパートになります。
現在やっていることについて書いていきます。

見出し:5-6年生(高学年)の補足画像
娘の1歳のアニバーサリーフォト。家族全員でfreeeTシャツ着用

5-6年生(高い学年)

■今は何をしている?
2021年から組織変更になり、現チームハイタッチサクセスに異動。
会計領域に特化(※)することに
 ※人事労務領域やお客様の契約管理チームも担当していたため

(余談②)2021年は異動ともにパパにもなった。

2022/7からは「freee経理」プロダクトの導入支援を0から作り上げ
現在に至る・・・

■今の時期のfreeeはどんな時期?
上場から3年を迎えつつ。中長期戦略として3年間の事業計画を発表。
改めて、freeers(従業員)も収益面でも入社時の数倍へ成長している実感。
当社IRより:事業計画及び成長可能性に関する説明資料

当社IR資料一部の主要情報抜粋

3年間の今後を担う施策にチャレンジ中!

■自分にとってはどんな時期?
体感速度:人生史上最も早く過ぎている!!

 L前期から担当の「インサイドサクセス」は私がいなくとも
  自走できるチームになりオペレーションの標準化と主要KPIは
  メンバー全員が同じものを眺める/判断できる状態に!!
 L「freee経理」導入支援はとにかく、爆速でアウトプットし、
  高速で検証することにフォーカス!!

気付き:1→100は誰かとやるのが大事&好き
 Lこれまでの「低学年」~「中学年」を経て感じたこと。

  既存の仕組みをきれいにする/整理することは得意
  0→1は得意は(前述)「中学年」時の気づきがより強固なものに。
 L今後に向けて気づいたこと。
  
個の力で10はいける。だけど100はムズイ。
  100にするには誰かとやりたい&楽しみたい

身に付いたこと:とにかく理想から考える!
 
Lfreeeの行動指針にもある「理想ドリブン」。これは意識しないと
  本当に難しい・・・気づけば「とりあえず今できること」に陥る。
  (注:奇抜な発想をすればいいわけではない)
 L主観目線だけでは気づけないので、アウトプットを繰り返し、
  周囲からのフィードバックも非常に重要。
※行動指針とカルチャーは弊社野本の過去投稿にて


と、長くなりましたが、私の投稿はこんなところになります。

6年間ビジネスマン、一人の人間としても多くの変化を得られました。
何より、自身に関わる方(お客さま、同僚、家族)とどんな場面も
楽しみつつ、真摯に向き合うことの大切さを得られました。

この環境に感謝しつつ、今日も明日もその先もサクセスを届けきりたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
freeeにご興味・ご意見などあればNoteでのコメント、メッセージも
お待ちしています!
またいつかお会いしましょう

P.S:ここ2-3年のゴールと座右の銘を定めました
ゴール:娘に自分の仕事を端的に説明できる!(意外とムズイ)
座右の銘:「ルーチンは作れ!無意識は無くせ!」

 ※ルーチン化(誰でもできる)は大事。無意識に過ごすはやめよう。の意

freee Success Advent Calendar 2022、明日はNanako Toriumiさんです!)



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