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台湾ワーホリアルバイトの実情

ワーホリで台湾に来るとぶち当たる壁
アルバイトってどう見つけるの…?
語学力って重要よね…?
台湾って物価安いイメージだし給料ってどのくらいもらえるの…?

ですよね。多分。私は台湾に来て(来る前から)アルバイトを探していた。

当時の私の中国語レベルは、
・大学での3年程の学習歴
・台湾に短期間滞在経験

そのため生活に困らない程度のレベル。
友達と会話することも可能だが専門的な話になるとわからないことが多くなる。
TOCFL(台湾の中国語能力検定)B1の6段階あるレベルで下から3番目。大体中級ぐらい。

そして今しているバイトは
・日本料理屋
・カフェ
の掛け持ちである。

今回は私のバイト探し経験と現在の状況、給料などについてシェアしていく


バイトの探し方

まず、バイト探しをするにあたって、台湾でポピュラーなバイト探しのアプリやサイトを探した。

・1111找工作

・小雞上工


・104工作快找



1111と104はバイト探しに加えて正規の仕事も探すことができる上に、オンライン履歴書も作成可能である。

小雞上工は学生向けのアルバイトサイトであり、比較的簡単に仕事見つかる気がする。今のアルバイトもこのサイトから見つけて応募した。

飲食店などのサービス業のアルバイトだと、応募の時点から中国語能力を試されていることが多い気がする。

そのため、中国語レベルほぼゼロの方はここで挫折する人もいるだろう。ただ、どのサイトも絞り込み検索が可能で、日語/日文と検索すれば、日本語を使った仕事(主に日本語教育関連)が出てくるだろうし、

いや、中国語レベルゼロでも挑みたい!って方は日本料理屋や、日本人オーナーの店を探すともしかしたら雇ってもらえるのかもしれない。
その時はfacebookとか、掲示板でも募集してるのを見つけられるかも。台湾には以外と日本人経営の店多い。
ネットで "台湾〇〇市 日本人経営" と調べたら意外と出てくる。そこからアルバイトを募集しているか調べたり、SNSをやっている店舗だったらDMして聞いてみるのもいいと思う。

他にも 外籍生可/歡迎外籍生 といった外国人の項目を選択して絞り込み検索することも方法の一つだろう。(ただ本当に歓迎しているのか甚だ疑問に思う。)

日本料理屋のバイト(面接アポのメール文)

初めての台湾のバイトは日本料理店。
当時は台湾での初アルバイトに不安があったので、実際に日本語が話せる従業員がいて欲しいと思い、日本料理屋に応募した。

✳︎小雞上工のサイトはメールアドレスや電話番号が記載されていて、自分から直接連絡をしなければいけないことが多い。
私も店長に直接メールで面接のアポをとった。(とても面倒だし緊張した)
当時のメールはこちら↓


面接当日、お店に到着後間も無くして台湾人の店長が日本語で挨拶。中国語モードだったので内心驚きながら面接を受けた。(メールは中国語だったのに…笑)
日本人オーナーと日本語が話せる台湾人店長。とても心強い。
しかも面接というより、いつから仕事に入れるか、仕事内容の確認の時間で、雇っていただける前提で話が進んでいた。


入ってみると、アルバイトの人たちは全員日本語話せない台湾人だった。
お客さんも台湾の方が多いので仕事では日本語と中国語半々で使っている状態である。


カフェのアルバイト

日本料理店一つでアルバイトは十分だろうと思って過ごしていた。
たまたま友人とあるカフェに行ったら、店の人と仲良くなり、その人に

「人少なくて困ってるからバイトやらない?」

と声をかけられた。
そしてその2日後台湾での掛け持ちバイトデビューを飾るといったとてもスピーディーな展開。

とても特殊なバイトの決まり方なのであまり参考にはならないだろう…が台湾在住の外国人がこのようなシチュエーションでバイトが決まることは結構あるらしい。


台湾は日本と違って、全ての行程が素早く決まる。連絡したら次の日には面接し、面接では雇う前提で仕事内容の確認から入り、その週以内には仕事場に立ってるのである。スピードが本当に速い。


バイトの収入

とても気になるであろう台湾のバイト収入

台湾は日本と違って地方ごとに最低時給がある訳ではなく、全土で統一されている。2024年3月現在は183元(日本円で大体857円)

台湾も物価上昇の影響で最低賃金がどんどん上がっている印象である。

私のバイト先の時給は
・日本料理屋 190元
・カフェ 185元

日本料理屋のシフトは平日の夜を中心に入り、
カフェは休日のみ出勤している。

ある月の給与明細
・日本料理屋
シフトの総時間:82時間45分
時間に対する総収入:15,722元(日本円:74,100円)
労働保険額:380元(日本円:1,791円)
税金:943元(日本円:4,444円)

実際の収入額:14,399元(日本円:67,865円)

・カフェ
シフトの総時間:24時間
時間に対する総収入:4,440元(日本円:20,926円)
労働保険額:266元(日本円:1,253円)

実際の収入額:4,174元(日本円:19,673円)

台湾でのアルバイトでも労働保険の加入が義務付けられている。(バイト先が手続きをするので特にこちらがすることはない)
そして在籍が半年を超えると税金が給料から天引きさせられる。

この月は大体、日本円で月8万円ほどの収入を得ている。
私が住んでいる高雄は物価が安いので生活するには困っていない。

現在は知り合いの紹介である家の日本語家庭教師をすることを考えている。
家庭教師となると時給がガッと高くなる。(今回の案件は時給1,200元
日本円でなんと5,655円)
実現したらまたブログで報告しようと思う。

まとめ

いかがだっただろうか。
実際に台湾でのアルバイトは楽なことではないが、現地の人と交流できるいい機会であり、中国語の向上も見られる。台湾にワーホリを考えている人の参考になれば幸いである。
質問があればわかる範囲にはなりますが、インスタからお願いします〜(@linlin_nptw)

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