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「やりたいことを仕事に」の呪い

代表のカズマです。

「やりたいことを仕事に」という言葉はものすごく綺麗ですが、僕は呪いだと思います。

実際、「これがやりたい!」と言って就職や転職をする人はそうでない人に比べて退職率が高いそうです。

なぜかというと、仕事というとやりたいことばかりではなく、全然やりたいとは思えないような地味なものがあります。その地味なものを「仕事だから」「必要だから」「顧客が求めているから」と割り切ってできるのか「こんなことをするためにこの仕事を選んだわけじゃない」「こんなこと私のやりたいことじゃない」とストレスを感じながら仕事をするのかの違いがあるとのことです。(「転職の科学」より)

個人的には、やりたいことを仕事にするのではなく、人の役に立つことを仕事にした方が圧倒的にいいと思います。

やりたいことは仕事ではなく趣味でやればいいんです。仕事に自分のやりたいことを持ち込まなくていいんじゃないかと。

逆にやりたいことでも人の役にあんまり立っていないなら仕事としてやめた方がいいんじゃないかとすら思います。趣味でやれよ!という感覚です。

やりたかろうが、やりたくなかろうが、人の役に立てば、貢献実感は得られます。自分は人の笑顔や人の喜びに貢献しているんだという実感が得られればそれこそ仕事の醍醐味なんじゃないでしょうか。

で、やりたいことを仕事にし始めると「お金を稼ぐのが難しくなる」「人の役にたつかどうかという顧客視点より、自分が楽しいかどうかという自分視点に陥る」といったデメリットがあります。

やりたいことで仕事をしている人が現実にいることは事実ですから、それはそれで素晴らしい才能や幸運に恵まれている人か、意味わからんくらい血の滲むような努力をした人なんだろうなと思います。

まぁ、僕にはそんな才能が強くないと自分で思っているので
僕は仕事はやりたいかどうか?ではなく人の役にたつかどうか?で考えています。

役に立つんだったら、めんどくさかろうが、自分がそこに向いてなかろうが、ストレスかかろうが、取り組んでみるか!となります。

仕事と趣味を分けた方がいいなと思うのは「どう人の役に立つか?」と「どう自分が楽しいか?」という問いは全く別のベクトルで、2つの問いの答えを1つで手に入れようとするのは一気にハードルが上がると思うからです。

また、「楽しい」と感じるには修行が要ります。誰でも慣れてなくて上手くいかない時は楽しくありません。勉強だって小学生に高校生の問題集渡してたら勉強嫌いになりますし、全く練習せずにゴルフ行っても楽しくありません(ずっとゴルフ場1人で走ることになる)

やりたいと思わない仕事でも、修行と思って取り組んでみると楽しくなる日が来るはずで、楽しいと思っていないということは(これは仕事に限らず)自分の修行不足だと割り切っています。

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