入園式後、ひとりでバスに乗った息子の成長の話
なかなかママから離れてくれない。
きちんと社会に溶け込んでいけるのかな?と子供の心配している方いませんか?
実は我が家もそうでした。
息子ひとりっ子。
ママが大好き。幼稚園入園前まではいつでもママと一緒。
一度も離れて遊んだことがありませんでした。
そんな子でも、今では元気に幼稚園に通っています。
大丈夫。きっと見えないところで、子供は成長していますよ。
超甘えん坊な息子が、初めて幼稚園のバスに乗った日の話をしようと思います。
1.産まれた時から甘えん坊
赤ちゃんの時から、とても甘えん坊な子でした。
抱っこしていないと眠らない。
後追いも酷かったし、私が視界から消えるとギャン泣き。
いつでもピッタリと私にくっついている子でした。
児童館へ行っても、おもちゃで遊ぶわけでもなく私にピッタリ寄りそう息子。
一体何しに児童館に来ているか分からない私たち。
それは、幼稚園に入る直前までずっと続きました。
2.幼稚園に入る2ヶ月前くらいから説明を始める
入園2ヶ月ほど前から、「もうすぐ幼稚園に入るんだよ」
と言い聞かせ始めました。
近所の一つ上のお兄ちゃんを例に出し、
「○○くんみたいに幼稚園でたくさん遊ぶんだよ。楽しいよ!」
言えば分かる年齢とはいえ、幼稚園とはなんぞや?と考える子供に全てを理解するのは難しかったと思います。
手を繋いでたくさん散歩をしました。
もう、あまり一緒に散歩できないかも?と思いながら、あっちにふらふらこっちにふらふら。
桜がとてもキレイでした。
3.夜寝る前の大号泣事件
ある日の夜。
寝る前に、急に息子が泣き始めました。
何かきっかけがあったわけでもなく、突然の大号泣。
「ママーママー」とずっとママを連呼しながら泣き続けました。
情緒不安定だったんだと思います。
もうすぐ幼稚園に行かなければいけない。
ママと朝から晩まで一緒にいることはできないんだ。
と理解した日。
とても淋しそうに泣きました。
今まで聞いたことのない、悲しい泣き方。
もちろん私も一緒に泣きました。
もしかしたら、私の方が淋しかったのかもしれません。
私の淋しさが移ったのかも?しれません。
泣きながら眠りについた息子を見て、更に泣いたのを覚えています。
4.入園式
親子一緒の入園式。
手を繋いで入園し、笑顔で写真にも収まり、楽しい思い出ができました。
明日からは、ずっと一緒にはいられません。
嬉しいような淋しいような複雑な気持ち。
そんな母の気持ちとはうらはらに
「僕はもう明日から幼稚園行かないよ」という大宣言があったのはご愛嬌。
5.初めてのバス
「おるかちゃんの息子くんは、絶対泣くよね。
しかも、シクシク泣くタイプだよね。私ももらい泣きしそう」
とお友達から散々言われた、バスに乗る最初の日。
ドキドキしていた私の気持ちをよそに、
息子は心配そうな顔をしながらも、泣かずにバスに乗っていきます。
先生に手を引かれ、バスに乗る息子の背中はとても大きく見えました。
母は嬉しさと淋しさで、お友達にバレないようにこっそり泣きました。
まとめ
泣き虫で甘えん坊だった息子(今もですけど)。
今では、自分で着替えて元気にバスに乗って幼稚園に向かいます。
「どうして5回幼稚園に行くのに、2回しかお休みがないの?
もっとお休みが欲しいんだけど。」
と言ってきたりもしますが、元気に幼稚園に通っています。
子供の成長は気付かないところで、あっという間に進みます。
今、うちの子手がかかりすぎるんだけど。
ママから離れられないし、大丈夫なのかな?と思っている方。
大丈夫です。
子供の生きるチカラを信じて、安心して見守っていきましょう。
余談
動物性タンパク質が嫌いで、入園前までは全然食べられなかった息子。
「楽しいお寿司(く○寿司)と、美味しいお寿司(回っているけど少し高めのお寿司)どっちが良い?」と聞くと、
「美味しいお寿司!」と言うくらいには、あっと言う間に成長します。
***『スキ』おしてもらえると、とても嬉しいです***
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