事務職時代先輩に責任をなすりつけられた話

最初に入った会社。
一応、大手と言われる会社にラッキーで入社出来て、
ドキドキワクワクしながら社会人になりました。

そこの会社は指導員の制度があり、
私の指導員は、入社15年？くらいの男性でした。
謎の角刈りで、今時！？（と言っても20年以上前）な風貌。

面倒見が良くてシステムにも強く、仕事が出来る人でした。

ちょっと生理的には受け付けないけど、良い人でした。

毎日お茶を飲んでいるコップが透明だったのですが、
緑色に染まるくらい汚いコップで、うわぁ・・・と思っていましたが、
良い人でした。

営業の女性たちから、「あの人が指導員？大丈夫？セクハラとかされてない？」と
すごく心配されましたが、良い人でした。

全然良い人感ないと思われると思いますが、一応良い人でした。

指導はとても細かくて、聞けばなんでも教えてくれます。
指導を受けたことを、日誌として毎週提出しなければならなかったのですが、
ビッシリ赤ペン先生をされました。

そんなある日、私がきちんとこれで良いか？指導員に確認の上行った仕事に、
ミスがありました。

Kさん（急に名前出てきた）にしっかり確認したんです。

石橋を叩いて、叩き壊す私の性格ですから（ただのビビり）
確認だけは嫌というほどしたんです。

私たちの上司は、喫煙室がきちんとあり、机の上でタバコは吸ってはいけない。
というルールを無視し、就業時間が終了するとタバコをふかし始めるザ・昭和人間。

ギリギリそんな時代。いや、その人が特殊だったんですけど。もはや。
タバコは関係ないけど、厳しい人でした。

私のミスが発覚した後、指導員と2人で呼び出されます。

そして、「おるかが勝手にやりまして。私はこうやって指導したんですけど。」
と言われたんです。

指導員に裏切られる。

え？私、ちゃんと確認しましたけど？あなたに確認して行いましたけど？

口からこぼれ落ちそうになるのをグッと堪え、しおしおしながらすみませんでした。
と謝るしかありませんでした。

社会人最初の忘れられない衝撃事件です。

すごい昔の話をいまだに根に持っているのは、女性のサガでしょうか？
だって、あり得ない！と思ったので忘れられないんですもの。

こんな先輩に当たったことありますか？

おしまい。

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