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#18 え、え、救急車早く!!😱😫🚑(入院3回目)

♡Mayu♡です。早速前回の続きから心を込めて綴ります。


幸せな日々は長くは続きませんでした。日時までは覚えていませんが、午後6時頃、私は突然「倒れる!」と叫びました。叫んだ瞬間は鳥肌が立っていました。家族は「嘘でしょ」の一言で笑っていました。その後すぐに全身痙攣発作(てんかん)を起こしました。今回の場合は全身が痛く、特にあごと私から見て(読者の皆様からすると左側ですね)右唇が赤く腫れ上がったような感覚で、曲がっていました。
母「パパ、タイマー持ってきて」
というと、パニック状態になった父はおどおどして何もできない。呆れた母がタイマー代わりにスマホで計測し、5分経ったことを確認しました。
母「救急車呼んで。早く!」
父はキョトンとした顔をしていましたが、こればかりは自分でやろうと思ったのか、119番をして救急車を要請。
父はパニックながらも、総合病院の脳神経外科の主治医から了承を得ている旨を話していました。そして10分後くらいに救急車が到着。
隊員「Mayuさん、聞こえますか?」
私「聞こえます。痛いです」
と言いたかったのですが、当然しゃべれないので母が説明。
母「この子は多分意識はありますが、声が出せなくなっています。総合病院に搬送をお願いします」
そう言って、またもや私は総合病院へ舞い戻る羽目に………(こらで入院は3回目になりました)


そうしているうちに病院に到着。よほど全身痙攣が激しかったのか、私は鎮静されました。2か月弱くらい私は鎮静されていたようです。


※実は、鎮静されてから何度か鎮静から覚めるのを試みたそうてす。しかし、鎮静から覚める度に激しい全身痙攣が再度起こるので、鎮静せざるを得なかったと後ほど主治医から聞きました。

私はどこで鎮静されていたかというと、日頃お世話になっているHCU(高度治療室)です。というのも、ICU(集中治療室)はコロナ患者さんが搬送されており、感染のリスクを鑑みてHCUでの鎮静となりました。その当時に前述したかもしれませんが、コロナが流行り始め、検査キットもなく、検査後にコロナ陽性となっても治療薬すらない状態でしたから、とりあえずHCUで様子見となりました。


その間に主治医曰く、私は2回手術を受けたようです。1回目は残腫瘍をできる限り摘出する手術。とはいえ、腫瘍が残ったまま退院したので、1回目はほぼ腫瘍は取れずに終了とのこと。2回目はシャントを取り除く手術でした。主治医は、脳の髄液がどうも流れにくく、バイキン感染により髄膜炎を起こしたことから、シャントを取ってしまえばむしろうまく脳の髄液が流れ始めるかもしれないという判断をしたようです。


主治医の判断は正解でした◎
手術の結果、私の脳の髄液は流れ始め、シャントをいれなくてもうまく髄液が流れるようになりました🙆‍♀️流れるようになったのは喜ばしく、シャントが身体の中からなくなったことは今でも良かったと考えています。(シャントを入れておられ、苦しんでいる方には不快かもしれません。この場を借りてお詫び申し上げます)


それと、シャントを取り除いたことで髄膜炎の原因が取り除かれ、治療が終了したようです。炎症の数値も0になっていたそうです。加えて、薬疹も消失しました✨


これも目が覚めてから聞いた話なのですが、研修医が誤った処置を行なった結果、私は逆流性食道炎になりました。その先生がどうなったのかはわかりませんが、医療インシデントとして処理され、主治医よりお詫びがありました。逆流性食道炎で祖父も亡くなっています。読者の皆様、くれぐれもご注意いただければ幸いです🙇


そんな手術があったとは知らない私は夢を見ていました。それは悪夢のようでした。
半分以上は忘れてしまったので、覚えている範囲で書きますね。


夢①祖父が病気で亡くなる:後々正夢になるのですが、当時はまだ存命でした。
夢②祖母が亡くなる:祖父の死により精神的にまいった祖母が突然思い立ち、最寄駅の乗り場で人身事故をおこして亡くなったという悪夢でした。
夢③愛犬の死:こちらも後々正夢になってしまうのですが、私には愛犬がおり、当時は老犬でしたが元気でした。
夢④下水道での処置:病院はコロナ患者さんで満床とのことで、私は病院外の下水道での処置がなされることに。点滴の時だけ看護師さんが現れ、それ以外の時は看護師さんは不在。また、忙しいことを理由に点滴で栄養補給をすることになり、ご飯すらも食べさせてもらえないという悪夢でした。
夢⑤A子さんとの再会:私はまたA子さんと再会することになりました。A子さんは病棟にいます。ですが、A子さんはキャンプ場のような、でも生臭いような匂いのするところに収容されているという夢でした。
夢⑥しゃっくりを100回すると死に至る:私はしゃっくりが長く続くと死ぬと医師に言われ、100回しゃっくりをしそうになりました。99回目でやっとおさまったのですが、非常に恐ろしかったことを覚えています。実際には100回したところで死には至らないのでしょうが、当時は信じ込んでいました。
夢⑦ポケモンが出てくる:私は幼稚園の頃からポケットモンスター(ポケモン)のアニメが好きでした。ゲーム、カードゲームも持っています。そのキャラクターが突然現れるのです。現れては消えるの繰り返し。これも怖かったです。


その後、私は夢から覚めました。恐ろしすぎて、私はパニックで号泣。
看護師「それは夢だよ!大丈夫!」
と何度も言われても夢だとは到底信じられず、2週間近くはどっちが夢なのか現実なのかが分からず、泣きじゃくる私Mayuでした。



続く。


※本記事は2020年当時に私の身に起こったことを振り返りながら記事にしております。

2023.06.08記
2023.06.08追記

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