鏡に映ったものを変えようとしない！

思考を自分だと思っている私たちは
思考の言うとおりにすることが
人生を良い方向に導くものだと信じて生きています。

だから
常に「どうしようか？」と思考をするのです。

そして
思考と一体になるのです。

それが習慣となって
常に思考で一杯なのです。

休むことがありません。

実はその思考こそが
私たちの人生を邪魔する元凶となっているのです。

思考は
無意識の中にある記憶が再生して
起こってくるのです。

思考は
あなたが新たに考えたものではなく
過去の記憶の再生によって
生まれてくるのです。

私たちは過去の記憶からしか
生きることが出来ないのです。

過去の記憶にネガティブなことが多ければ
当然のことそれが再生され
ネガティブな人生になるのです。

人生を変える為や成功する為の法則に関する書籍は多くありますが
実際にそれらを参考にして取り組んだとしても
ほとんど上手く行くことはありません。

なぜなら
内容のほとんどのものが
表面的なものに過ぎないからです。

つまり
私たちは誰であるかという本質
根本を無視しているからです。

私たちが現実と考えている世界は
私たちそれぞれの内面世界が外側世界に現れたものです。

外面世界は内面世界が鏡のごとく映し出されたものなのです。

その根本を無視している為
多くがその鏡に映った物事を行動で変化させようとするものです。

例えば
「すぐに行動する」「人脈をつくる」
「情報を集める」「目標を設定する」
「達成日時を明確にする」・・・などということを
当然であり常識だと思い込まされています。

それらは
真実でも常識でもありませんが
真実のように提案されているのです。

行動することでその人の内面が変わる可能性もありますが
鏡に映し出されたものではなく
鏡に映し出される前のもの自体を変えない限り
鏡に映ったものを変えることは難しいのです。

だから
上手く行くのは１０のうちの１か２ぐらいしかないのです。

鏡に映ったものではなく
鏡に映る前のもの
つまりあなたの内面を変えることです。

しかも
鏡に映った外面世界を変えるには
膨大な努力と時間が必要です。

しかし
あなたの内面世界なら
一瞬で変えることが出来るのです。