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人前で話す事が苦手な女が話し方セミナーに行った話


タイトル通りの話です。


思い返せば小学生の頃から人前で話すことに緊張していたような気がします。ですが今より当時は自分に自信があったのであまり悩んではいませんでした。

苦手意識が芽生えたのは中学生の頃。
私は運動部所属だったので、声を出すことを日常茶飯事求められるようになりました。
自分では出しているつもりだけど声が小さいと顧問から注意され、その事がリーダーの不適性に繋がり部長になれなかった苦い過去があります。技術的には個人で県大会に出たこともあり当時の同級生の中では上手いと自負していて部長になることも密かに夢でした。なのでこれが「声」による初めての挫折でした。

それからというもの人前で話したり、大きい声を出そうとしたりすると意識がそっちにばかり行き余計に力が入り緊張し声も震えて不安定になってしまうようになりました。

また人に見られてると思うと心臓もバクバクします。深呼吸しても逆効果で胸を全力で打つのが分かるくらいのバクバク度合いです。苦笑
緊張を隠そうと頑張りますがどんどんテンパってしまい話す内容もとっ散らかって惨敗するのが常になりました。


そして喉が閉まってしまい苦しい感じの声になるので聞いている方も不快だろうし内容が入ってこないんだろうなと思うとそんな自分が情けなく人前で話すことにどんどん抵抗を覚えました。


そんなこんなで長年の苦手意識を少しでも払拭したくて今回、話し方セミナーを受けるにあたりました。



受講したのは私含めて5人。全員女性でした。
年代はバラバラで年上の方もいました。


流れとしては最初に自己紹介がてら軽くスピーチをして呼吸法や発声練習をしました。
腹式呼吸や口の開き方、声の出し方など学び実践しながらやるのですが、こんな少人数でもやはり緊張してしまい心臓ばバクバク、私の声は震え気味でうわずってしまっていました。
他の皆さんがよっぽど上手に見えました。


そんな中でも自分の中で有効的だったのは
・声を口からではなく胸から数十センチはなれたところから出すイメージをして発生する
・話したい相手に文章を弧を描きながら届けるイメージをする
・口だけでなく目からも語るようにする

ことです。

そして90分のセミナーの最後にもう一度スピーチした際は改善されたと先生や参加者さんからポジティブな言葉を貰えました。


その中でも私が嬉しかったのは先生から【声がうわずりやすかったり不安定なのをあなたの声の特徴にすれば良い】という目から鱗(耳から鱗?)なお言葉を貰えたことです。更に【こういう声質ですが何か?という態度で大丈夫】と。本当にそんな発想が私にはなかったので驚きました。自分がコンプレックスだった部分をそんな風に捉えれば良いのか!と視界がクリアになり、これらのお言葉を頂けたことだけでも今回のセミナーに出た意味があったなと思いました。それくらい自分にとってのお守りのような言葉になりました。


昨今は苦手なことよりも強みを伸ばせと言われることが多いですが、大きな声を出すことや人前で話すことって案外身近なことだと思うんですよね。
遠くに行ってしまった息子を呼ぶ時だったり、この先息子のクラス役員や地域の役員をすることがあるかもしれないから学んでおいて損はないと感じました。


また余談ですが今回セミナーに参加してみて年上の方もいらして、いくつになってもいくつからでも学ぶことっていいよねって思いました。
もう30半ばとネガティブになることも増えてきましたがやはり今日が1番若いので学ぶ意欲は持ち続けたいです。良い経験ができました。


それにしても今年は
・爪育
・note
・話し方講座
・ヨガ
など新しいチャレンジをたくさんできていて良いエネルギーに溢れています。
そんな自分にはなまるをあげようと思います💮

次は何を学ぼう♪

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