LAUTRECの"Il mondo del circo e di Montmartre(訳:サーカスとモンマルトルの世界)"を鑑賞する
先日、トリノでHenri de Toulouse-Lautrecの展示を鑑賞した。多少なりともアートに興味があれば、Lautrecを知らない方はいないと思うし、珍しくもないから今更見なくても、と思う方も多いとは思う。
しかし私には、10年以上前、Toulouseの町からLautrecの生まれ故郷のAlbiを訪れたくせに、なぜかMusée Toulouse-Lautrecを訪れずに町ブラをして意気揚々とToulouseへ戻った大バカ者だったという過去があり、それが干支を1回り以上した昨今、悔やまれてならず(こういう時、死期が迫っているんじゃないかと思う😅)、リベンジの絶好の機会として、今回の展示を観に行ったのだった。
もし展示のタイトルが、例えば"Moulin Rougeで働く女たちの光と影"等とあれば、メインの展示作品の想定がある程度できるので、行かなかったかもな、とも思うが、ついつい"サーカス"の部分にそそられて、ふらふらと行ってしまった、というのもある。
そんなことで、展示のタイトルは、本のそれや雑誌の大見出しと同じくらい重要だな、とNoteを書き始めてからの自分の行動を振り返って実感している。
では、今回の展示案内の意訳を載せよう。
いよいよ、作品の紹介へ移ろう。
奇遇にも現在、新宿のSompo美術館でロートレック展が開催されているようなので、もしかしたらそちらと間違って(いや、併せて、ですね🤭)私のNoteを覗く人がいるのでは、と思う。そうした方にとっては、新宿の展示案内に載せてある作品の系統を紹介しても価値が低そうなので、私の方ではサーカスメインで紹介したいと思う。
※サーカス
そういえば、村上春樹の「象の消滅」という短編があって、読まれた方もいるとは思うが、これこそ、その話を思い出させられる図だな、と。
だんだん象が小さくなって、消えてしまう、その途中経過、みたいな雰囲気がある。
よろしければ、下のビデオの1分12秒当たりからどうぞ。きっと皆さんも似たような意見を抱いてくださると信じている🙂↔️
ちなみに、下の振り付けを、YanisとDanielleがVeronaにワークショップで来た際に習い、凄くよい思い出になったので、載せておこう。。。またしても脱線が過ぎたので、ここでオシマイ。
締め、入ります!
今回も脱線が甚だしかったこともあるし、その他に気に入った作品を幾つか載せて切り上げようと思う。
※Le Rire
次に全体的に気に入った土曜日発行のユーモラスな新聞「Le Rire」の挿絵から幾つか紹介しよう。
最後に少しだけ、ザ・Lautrecな作品を載せて終わりにしよう。
※その他
展示作品数はそれほど多くはなかったし、有名な作品も少なかったけれど、ミュージアムショップが充実していて、欲しいものが山ほどあり、最後の最後で何回か深呼吸して心を落ち着かせる必要があった。
結局はその中から厳選して、ポーチとしおりを買った。
ポーチにはコスメを入れようか、それともペンケースにしようか、大好きな秋を想い、今から使うのを楽しみにしている。
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