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うちの子、お試験完璧だったのに。

大手お教室のガイダンスで聞いたお話です。

「試験は完璧に出来たのに不合格だった。」


というご家庭が毎年あるそうです。
(そもそも親から分離されての試験もあるから、本当に出来たかは定かでないと思われます。)

お教室の先生が、お受験校の校長先生や園長先生とお話しした時にこの話をしたそうです。
すると、
共通して、

「恐らく社会性が足りなかったのでしょう。」

と答えられたそうです。

社会性とは?

例えば、人に意地悪したり、モノに当たってしまったり、そういう行為が試験当日見受けられた可能性があるという事でした。

ここでいう、‘人に意地悪‘というのは、
お友達をたたいたり、物を奪ったり、というレベルだけではありません。   
少し順番に割り込みしてしまったり、、
3、4歳の子供ならよくある事だと思われますが、
お受験対策をしてきた子達の多くは、
こういう事はしません。
そういう子がいると、目立つそうです。

また、‘モノに当たる‘というのも、
モノを蹴ったりするレベルではなく、
お片付けの際に箱におもちゃを投げ入れるとか。。
些細なことのように思われますが、
試験官はこの辺りをしっかり見てるそうです。

因みに、ブロックを片付ける時は、バラバラにして、そっと箱の中に置くように入れます。

これは常識なのでしょうが、田舎育ちの庶民の私は知らず。。

次の人が使う時に気持ちよく使うために、バラバラにするのよ。
投げて誰かに当たったら大変でしょ。そっと入れないとダメなのよ。
と、子供から学びました笑。

社会性は、もちろん親も見られてます。
例えば、
「子供が泣くため、面接を途中退室したため不合格だと思っていましたが、まさかのご縁をいただけました。」
というご家庭もあるそうです。

こちらのご家庭は、退室する際に、
「我が子が泣き、周りにもご迷惑になってしまいますので、失礼させていただきます。」といって退室したそうです。
沢山準備もして、いよいよ迎えた面接当日に
子供がぐずったら、
なんで泣くの!面接の間くらいしっかりしてよー!
って思いそうなものですが、
このご夫婦は、泣いている我が子を受け止め、周囲への配慮を忘れなかったところが評価されたのでしょう。という話でした。
(もちろん、それだけじゃなくて、しっかり願書がかかれていたり、多分に他の要素もあったとは思います。)

あとは、面接を待っている待機部屋でぐずっている隣のご家庭の子に手持ちの折り紙を渡してあげたり、、
こういうのが評価されたりするそうです。

社会性というものは、一朝一夕では身につきません。

日頃から丁寧な生活を心がけてください。

と、お教室では口酸っぱく言われます。
子供の1番身近な存在である親が、常に子供の見本となる行動を取り、社会性を示していくのが大切です。


皆様に幸あれ!




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