見出し画像

吉田松陰 著:福川裕司

個人的好感度 ★★★★☆

〜読み始めた経緯〜
雨瀬シオリ先生の「松陰に憩う」という作品に非常に感銘を受け、吉田松陰についてより詳しく知りたいと思ったから。

〜印象に残った文章〜
「十月二十七日に斬った武士の態度は、あっぱれなものであった。」

〜感想〜
吉田松陰は人を疑わず、甘んじることもなく、真っ直ぐに信じ、生き、そして死んでいった非常にかっこいい人物であることを大いに感じた。幾度となく大罪を犯しているがそれらは全て、国家をより良くしたいという自らの信条に従い、死をも厭わぬ覚悟の上で犯した罪であり、膨大な努力と深い優しさによる彼の偉大さに圧巻された。印象に残った文章で記したものは、吉田松陰を処刑した者による言葉であり、死に様までもが美しかったことが読み取れ、更に好きになった。吉田松陰が大事にしていた陽明学を学んでみたいと思った。今後、吉田松陰について更に深めていきたい。

この記事が参加している募集

#読書感想文

188,766件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?