見出し画像

欲を出すことをためらう若い人に言いたい

日本の未来 若者は「生きがい」を見出せるか?(その9)

今回で、このシリーズは終了となります。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。

希望は活きる力の源泉です。
希望を実現するためには絶対に欲が必要なのです。
つまり生きるためには意欲が必要なのです。
「自分だけ」をまず捨てましょう。
次に「今だけ」も捨てましょう。

「金だけ」は自分のためのお金儲け
これは経済合理性を追求した結果の今の中国をはじめ
欧米も含めて、とても住みにくい社会になっているのではないでしょうか?

自分のためだけでなく、人のためみんなのために必要な「生活」であり「お金」です。

2030年代に生き残るための3つのスキルとは
若者が2030年代に向けて身に付けるべきスキルとして、問題発見力、一次情報収集力、未来予測力があげられます。

このことは、今まで述べてきたように「茹でガエル」にならないため
「どんなスキルを身に付ければ良いのか」を見極めるため
そして「生きがい」を見つけるために
具体的にどのような考え方を持って
どのように行動していけばいいのかを考えてみます。

問題発見力を身に付けるためには
自分の周りの物事や現象に対して常に疑問を持ち
分析や検証を行うことが大切です。

また、自分の専門分野だけでなく
他の分野や視点からも問題を捉えることで
新たな課題や解決策を見つけることができます。

一次情報収集力を身に付けるためには
インターネットや書籍などの二次情報だけでなく
実際に現場や現象を観察したり
関係者や専門家にインタビューしたりすることが重要です。

また、情報を収集する際には、自分の仮説や先入観にとらわれず
客観的かつ多角的に情報を整理・分析することが求められます。
その際に、統計情報を見て、自分なりに分析できるスキルを身に付けます。

未来予測力を身に付けるためには
科学技術や社会のトレンドなどの変化を把握し
その影響や可能性を想像することが必要です。
また、未来予測は一つではなく複数あり得ることを認識し
自分の立場や目標に応じて最適なシナリオを選択することができます。

これらのスキルを身に付けることによって
変化に機敏に対応し、自らの付加価値を高めながら
自己成長を図ることが可能になります。

しかし、これらのスキルは一朝一夕に身に付くものではありませんが
日々の学習や仕事の中で意識的に実践することで
徐々に高めていくことができると思います。

皆さんは、今まで述べてきたように
世界の中で浮沈を繰り返してきた日本の歴史
現在置かれている日本の立場をよく理解し
断片的な情報に流されることなく

しっかりと自らが正しい(一次)情報を収集し
自分なりに分析を行い、正しく未来を予測することで
何を学ばなければいけないのか?
そして自分の人生の道筋をどのように定めていくのか?
を考えることが最も大切なことと思います。

ここから先は

3字

今後の世界の動向、経済、技術の進展は、どのような方向に向かっているのか?政府や産業界、そして日本人は、それをどのように認識し、対応していこ…

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?