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頑張っていない日なんてないよ

10月4日。やばい。

もう10月になって4日も経ってしまった。
というかもう10月ということが未だに信じがたい。

この空白の6ヶ月間私は何をしただろう。何かしないとと心のモヤモヤをずっと抱えたまま、特に何も出来ずここまできてしまった。

私は訳あって、5月から休学している。
休学は来年の春までだ。

休学期間、この有り余った時間を有効的に使いたいと思っていた。
親には、資格をとれやらボランティアをしろやら留学に行けなど色々と言われた。
彼らの望みに応えようと頑張ったが、無理だった。

最初の数ヶ月はボロボロになった心を整えることに集中した。
初めて心療内科というところに通ったが、意外と怖いものでもなかった。
休学当初、様々な要因でストレスが溜まって感情がコントロールできず本当に怖い思いをした。
しかし、症状は順調に改善し、通院の最後の方は診療が終わったらどこに寄り道しようかなんて考える余裕まで出てきた。

そのあとは、自分のやりたいと思うことをたくさんした。

本を読んだり、編み物をしたり、ギターを弾いたり、音楽を聞いたり、会いたいと思う人に会ったり、被写体をしてみたりもした。


序盤に何もできなかった、と書いたがこの期間に得られたものが少しだけある。
少しで大したこともないけど自分的には大収穫だ。

自分について考える時間が増えたことで自分の好きなもの、していて楽しいこと、興味のあること、苦手なことなど見えてきた。

心に余裕が生まれると、ものの見る視点が変わるというのは本当である。
または、心が繊細になってしまって、色々なことが見えるようになってきたのかもしれない。


今私が1番心地良いと思うものやことのイメージはできている。
ただ、それを言葉にするのが難しい。
なんというか、私はおそらくこの期間で5感が鋭くなった。
空間、音、匂い、言葉、味覚などに敏感になった。

今まではどちらかというと芸術的なものを好むタイプではなかったと思う。
だが今は、切り取りたい、と思う瞬間や場所がとても増えた。
映えとかそういうことじゃなくて、自分が居心地良いと感じて落ち着く場所。
ここ数ヶ月でお気に入りの場所がすごく増えた。

今は美術館に行きたい。何か絵とか芸術的な作品を見たい。
今なら何か感じるものがあると思うし、もしかしたらそれにもっと興味が湧くかもしれない。

古本屋さんにも行きたい。いろんなジャンルの本を読み漁りたい。
詩とかエッセイを読みたい。

レコードプレーヤも欲しい。
部屋のインテリアになりかけているカネコアヤノ のレコードを聞きたい。
昔のバンドとかも聞きたい。最近いろいろ聞くようになったし。

ギターも歌ももっと頑張らないと。
歌ってる時は本当に幸せ。
自分で作詞作曲もやってみたい。


言葉についてもものすごく興味がある。
言葉というか日本語について。

元々本を読むのは好きだったが、時間がなくてあまり読書に時間を費やすことができなかった。休学してからここぞとばかりにたくさん本を読んだ。
本を読む時間が私はとっても好き。
物語に没頭して、時間も忘れて自分だけの空間に浸るその感覚が好きだ。
感情や情景を器用に表現されている本は、毎度私を感動させ、本や文章を書く人はすごいなと思うようになった。
口下手な私は、言葉選びがとてもヘタクソでかっこいい言葉をスマートに使えることに憧れる。
私ももっと、言葉を学んで、知識を増やして、素敵な文章を書いたり、綺麗な言葉を使える人になりたいと思った。


好きなもので囲まれた暮らしがしたい。


とてもわがままで非現実的な願望だけど、私にはそれが1番あっていると思った。
価値観や常識に囚われた暮らしはあまりにも窮屈すぎる。
もっともっと自分の好きなものを追求したい。


少しずつ前に進んでいる自分、えらい!




のびのびと、自分らしく、好きなことをする人生でありたいよね。



良い大学生活のリスタートを切れますように。





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