経営拡大フェーズに気持ちが追いていけない症候群
こんばんは。dogwood careerのMizukiです♪
お久しぶりの投稿です。
本日も私が感じたことを綴っていきたいと思います。
突然ですが、みなさんは、今やりたいことを仕事にできていますか?
仕事が楽しい!と思えている方は、どのくらいいるのでしょうか。
せっかく、やりたい仕事に就けたとしても、会社の状況やフェーズによって、やりたい仕事と感じなくなってしまうことってないでしょうか?
今回は、やりたい仕事なのに、気持ちが追いつかない!そんな事例として、最近、私が感じている「企業の経営拡大や事業拡大に、追いていけない要因」を考えてみました。
急な事業拡大や経営拡大の会社のパターン
私も、ベンチャー企業の正社員として働いていた経験がありますが、
最近、強く感じているのは、
”急な経営拡大や事業拡大を追い求めるが故に、会社の中身が整っていないパターンが多い”ということ。
特に、営業系の業種やITベンチャーなどに多い実感がありますが、
「売り上げあげて業績拡大していこうぜ!」と前のめりな企業ほど、
会社の制度や教育、そして、ひとつひとつの仕事のオペレーションの構築を行わないまま、数字ばかりが目に入っている場合が多いな、という印象です。
数字も大切。だけどその前に「会社の中身」が大切
もちろん、持続的に経営していくため、そして経営拡大することが、
会社にとっても従業員にとっても大切だということは認識しています。
ですが、数字と同時に「会社の中身」を大切にしてほしいと、私は感じています。
例えば、こんな会社が多いのではないでしょうか?
・社員数や組織が整わないまま、クライアントや案件数がどんどん増加していく
・社内でのオペレーションが整っておらず、社員が混乱している
・日々の業務に追われて、改善提案など創り出す機会が疎かになる
・管理者も業務過多で、部下や組織のことが管理できていない
・クライアントフォローができていないため、クレームが増加する
・社員の疲労が溜まり、退職者が増える
・一人ひとりの業務量が多すぎて、突然心が折れる社員が現れる
私自身、採用や人事関連の仕事をしていて、
上記のような会社が増えてきたな、という印象があります。
「会社の中身」を大切にする。とは、
・成長に合わせて、きちんと社内の体制はブラッシュアップされているか
・必要な人員数をしっかり把握できているか
・オペレーションは構築できているか
・一人ひとりの業務量は正しいものとなっているか
上記のような「社内のこと」をしっかりと確認すること、そして構築することが大切だということです。
「会社の中身」を大切にしながら、経営拡大をするためには?
とはいえ、経営拡大と社内の体制を整える、このバランスを取るのは、なかなか難しいな、と私も感じています。
ですが、経営拡大のタイミングや、受ける案件やクライアント数は、
急激に増やすのではなく、コントロールできるのではないでしょうか?
私は、経営拡大や事業拡大をするためには、数字も大切ですが、何より大切なのは、働く人とお客様であると思っています。
いくら売り上げや収益が成長していても、
働く人は疲れ果てたり、忙しすぎてギスギスした空間で働くことをつらく感じたり、オペレーションが整っていないことにストレスを感じるような会社であれば、退職者も続出します。
いくら、たくさんのクライアントや案件を受けても、
忙しすぎてフォローができなかったり、業務が雑になったり、
丁寧な対応ができなかったりすることで、クレームに繋がったりと、
せっかく受注した案件や、繋がったクライアントが離れていってしまうことに繋がります。
そうです。
売り上げなどの数字ばかりを追い求めて、「会社の中身」を疎かにすることで、マイナススパイラルに陥り、結局は経営がうまくいかなくなるのです。
経営拡大しよう!という前に、まずは、会社の現状にしっかりと目を向けましょう。
★組織づくりが重要
>体制(役割)決めと必要な人員
>業務量と人員のバランス(キャパシティ)
>オペレーションの確立(マネジメント層の育成)
まとめ
働く人がいなければ、会社も事業もまわりません。
働く人が輝くことで、良いパフォーマンスに繋がります。
「会社の中身」や「会社の現状」をしっかりと見たうえで、
プラススパイラルを構築して、会社を成長させていくことが、ベストな方法だと、私は考えています。
読んでいただき、ありがとうございました!
不定期ではありますが、今後も思ったままに綴っていきます。