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乳がん手術、グッバイおっぱい。手術前


入院日

私のかかりつけでは手術の2日前に入院となりました。
令和4年3月29日
このご時世なので、入院前日にコロナ検査のため唾液を採取して提出。

病院へは片道2時間かかり、朝から大変なので前日から近くのホテルに宿泊し、最後の晩餐のように繁華街で食べて飲んで過ごしました(笑)



まず入院当日に主治医から手術の説明がありました。


この時はまだリンパ節転移は無いだろうと言われていたので、
リンパ節の検査(センチネルリンパ節生検といいます)
を手術中に実施して、もしもリンパ節の中に癌細胞があれば脇の下にあるリンパ節を丸ごと切除します。まぁ、あなたの場合は無いだろうけど。同意書だけ取っておきますね、、
と説明を受け、サイン。

その他にも手術に関すること、
術後に起こりえること、
非常に説明が簡潔で分かりやすくして下さる先生だったことと、
私自身、看護師で医療の知識があったことで大きな不安もなく、「もうやるしかないな」と落ち着いて話を聞くことができました。


次に看護師さんから院内での生活についての説明。

ここで、ちょっと損だなと感じるのが
相手が同じ看護師だと分かると結構説明とか省いてしまう人が多い…
幸い、若い頃は持っていたプライド的な部分は早くも失っている29歳なので分からないことは素直に「それ何ですか?」と聞ける大人になっていたので困ることは無かったですが、
これから一生付き合う病気になるので入院中に持った疑問は入院中に解消するに限ります。
こういった時、頭の中が整理されたりするので日記をつけると良かったです。


手術前日

・麻酔科の説明
・センチネルリンパ節生検のための注射
・腕の可動域の確認

これで準備が整います。

センチネルリンパ節生検

乳がんの手術で多くの場合は実施する処置です。
リンパ節は、リンパ管という通り道とリンパ節というリンパ液の溜まり場が連なっています。
中でも見張りリンパとも呼ばれるのがセンチネルリンパ節で、脇の下にあります。

がん細胞が乳腺から外へ出て行こうとする時の初めの通り道です。

ここにがん細胞がいる(外へ出て行こうとしている)か、いない(乳腺の中だけに止まっている)か、検査する方法です。

リンパ節を探しやすくするために前日に染色液を注射します。
乳首の横あたりから注射するので激痛です。
この染色液が青緑色をしていて、体内から排出される時に尿が青くなります。


これらの準備をして、夜21時から絶食
しっかり睡眠をとって手術に臨む、、


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