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読書について 1

音楽のことから一旦離れて、ここ数年の自分の読書について書いてみたい。

本は好きだが、私は決して読書家ではない。読書時間もせいぜい一日一時間程度、就寝前のほんのひとときである。数年前から読んだ本や読みたい本をスマホに記録しているが、年間平均で30冊程度だ。

30代、40代の頃は経営学、マーケティング、ロジカル・シンキング等、MBAの題材にでもなりそうなものも少しは読んだ。しかし、50代に入ると、そういった本はほとんど読まなくなった。そもそも、経営や経済に興味を失ったのである。これからは仕事のためでなく、読みたい本を読もうと思った。そして、この頃から本の記録もするようになった。

高校の科目では倫理社会が好きで、一応理系だったにも関わらず、共通一次試験(年齢がバレる)でもいちばん点数が取れたのは倫社だった。勉強しているつもりなどまるでなく、倫社の参考書を読むのが好きだった。もともとそんな感じだったので、今読んでいるものも哲学系の随筆っぽいものが多い。ただし、雰囲気が好きなだけで、多分理解は殆どできていない。また、本そのものに興味があるので、本や本屋、図書館に関するものも読むことが多い。

今年読んだ主な著者、作者は以下のとおり(失礼ながら敬称略)。
鷲田清一、平川克美、東山魁夷、幸田文、國分功一郎、神谷美恵子、内田樹、若松英輔、土井善晴、中島岳志、伊藤雄馬、島薗進、白洲正子、森川すいめい、小田島隆、志村ふくみ、森田真生、牟田郁子、青木真平・海青子、内山節、橋本麻里
こんなところだろうか。ここ数年、さほど傾向は変わっていない。

読書時間が細切れなので、昔から小説はあまり読まない。というより読めない。ここ数年で読んだ小説は二冊だけだ。

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