見出し画像

日記『味覚の変化』

私は子供の頃から親と料理した事もなく、就職し一人暮らしをしてからもまず自炊はせず、外食や惣菜を買って食べていた。

運よく自宅マンションの前にオリジン弁当があり、すぐ横にはスーパーがあり
料理ができなくても全く食事には困らなかった。

昼も夜もオリジン弁当&ビールの時もあった。
しかし、ここ一年ぐらい私は苦手なりにも料理をするようになり今では毎晩自炊している。

味付けはあっさりしたものが多く、彼の希望で味噌汁などもほんのり味噌風味ぐらいでいいと言ってくれる。
なのでどんどん味付けが薄くなるのである。
料理方法も茹でたりが多く、素材の美味しさを堪能したいと思っている。

振り返れば、味噌汁や料理の味付けに関しては私の母も同じで、とにかく薄めだった。
サラダなどもドレッシングやマヨネーズなど余計な味付けはせず
そのまま食べていた。
なので外食などすると、味付けの濃さに面食らってしまう。
味が濃く感じ喉が渇いて仕方がなくなる。

そんな薄味で育った私だが、就職してからは料理してくれる母もいないし
自炊もしないので、牛丼や弁当、外食が多くなり濃い味付けにもどんどん慣れていったのだろう。
むしろ味付けが濃いとも感じなくなっていた。

なぜ今更こんな記事を書いているのかというと、今日久々に弁当を買って食べてみたのだ。
そしたらまぁ最初の数口は美味しく感じたが、だんだん満腹ではなく味が濃すぎて食べ進められなくなってしまった。
今まで何度も食べてきたお弁当なのに、こんなにも味覚の差を感じるとは不思議な感覚だ。

改めて人間の体とはデリケートなものだと感じる。
食事は身体のケアの中でも最重要と言っても過言ではないだろう。
人間は食べ物から栄養を摂っているのだから。

改めて食事の大切さ、食習慣について考えたお弁当ご飯となった。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?